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ランドスケープデザインコース

2025年05月26日

【ランドスケープデザインコース】多様なバックグラウンドを活かせるランドスケープ・デザイン

こんにちは、そして初めまして。業務担当非常勤の安田です。今年度から京都キャンパスのスクーリング等を担当させていただくことになりました。普段は大阪のランドスケープデザイン事務所に勤めており、駅前広場や都市公園、集合住宅のランドスケープなど、比較的大規模で都市計画に近い分野のランドスケープ設計に携わっています。

担当案件のひとつ「なんば広場」



スクーリングでは学生の方々とは頻繁にお会いできるかと思います。課題の進め方や考え方など、なんでも気軽に相談いただけるようになりたいと思いますので、これからどうぞよろしくお願いします。

さて、新入生の皆さんは入学されてから早くも2ヶ月が経とうとしていますが、大学生活はいかがでしょうか?在校生の方々にも、学習のフェーズやご自身の生活状況などに変化があった方もいらっしゃるかもしれません。
京都芸術大学通信学部に通われる方々のバックグラウンドは非常に多様で、10代、20代から60代を超える方まで、幅広い年代の方々が在籍していらっしゃいます。実はわたしも元々はインテリア・内装の業界におり、社会人になってからランドスケープの世界へ飛び込んだ転身組のひとりです。これまでの仕事とは異なる分野へ挑戦することの難しさや、新しいことを学ぶ楽しさなど、少なからず学生のみなさんと共有できる部分があると思いますので、ぜひそういった視点からも、みなさんのサポートが出来たらと思っています。

4月のスクーリングでは「環境デザインV-1(プレゼンテーション発展)」が開講され、私は京都キャンパスのスクーリングを担当させていただきました。これは課題となる環境の重層的な理解や、計画・設計内容の表現技法を身に着けることを目的とした授業です。

講義の様子



地図表現の事例や、空間におけるサインの表現・役割を学ぶことから始まり、QGISの機能の学習、そしてフィールドワークで確認した現地の状況をイラストレーターなどを用いて地図へ反映する実践・発表と盛りだくさんの授業でしたが、成果物はみなさんそれぞれの視点や得意分野が生かされたものとなっていました。

グループワーク・成果物制作の様子



今回のスクーリングひとつをとっても、ランドスケープデザインでは様々な分野の知識・経験を活かせることがよくわかります。課題解決に対して様々なアプローチを持てることは強みになりますし、先生方からの講評はもちろん、ほかの学生さんの視点を知り、取り入れていくこともとても大きな学びになっていきます。

冒頭に書きましたとおり、通信学部に通うみなさんのバックグラウンドは様々ですから、それぞれの経験や知識を持つ仲間と学びを深められることは、ほかにはない大きな魅力のひとつではないでしょうか。
これから入学を検討されているみなさんも、すでに学びを進められているみなさんも、ぜひこれまでの興味関心を活かしながら楽しくランドスケープデザインを学んでいただけたらと思います。

 

ランドスケープデザインコース| 学科・コース紹介

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