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ランドスケープデザインコース

2025年10月02日

【ランドスケープデザインコース】「まち歩き」スクーリング

こんにちは。瓜生山キャンパス業務担当非常勤講師の安田です。

関西も朝晩は涼しくなり、過ごしやすい時間が増えてきました。だいぶん秋の深まっている地域にお住まいの方もいらっしゃることと思います。あまりにも長かった夏でも、終わりを感じると毎年ながらさみしく感じてしまうのですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

さて今回はスクーリングのなかから、学外でまち歩きをしたのちに都市広場の設計演習を行う[環境デザインⅤ-3 都市広場]の授業風景をお届けします。

ランドスケープデザインコースは学外スクーリングが多いことも魅力のひとつですよね。この授業では、道路空間を歩行者のための広場空間へ再編する設計演習を行いますが、敷地周辺の理解のために「まち歩き」からスクーリングがスタートします。

高瀬川沿いを五条から二条まで北上します。遠隔受講者用に授業の様子を配信していますので、リアルタイムで先生の解説を聞くことができます。



計画の対象地はまち歩き範囲のちょうど中間地点にありますが、川の流れの変化、行き交う人々の特性、車両通行の多さ、商業のカテゴリーなど、あらゆる要素が設計の手掛かりとなるため、先生の解説も止まりません。

ちょっとした広場のベンチに実際に座り、素材やディティールを確かめています。



演習対象の敷地周辺はじっくりと観察し、植栽の状況、川と道路との関係性や周囲のお店、時間帯による使われ方の違いなどをみなさん細かくメモされていました。

対象敷地周辺の様子



しっかりと現地調査を行ったのち、大学へ戻って早速演習に取り組みます。ここからは、二日目最後の成果発表会に向けて、とにかく手と頭を動かしながら作業を進めていきます。事前課題で検討してきたことも、現地を見ると「思っていたこととは違っていた」ということも多々あります。でもみなさんその発見を大切に、先生にエスキスチェックをいただきながら演習を進められていました。

課題発表の様子



今回は、設計演習のために現地周辺へ実際に足を運ぶ学外スクーリングの様子をお届けしました。いつもながらオリジナリティ溢れる成果発表で、受講されたみなさんもお互いに刺激を受ける時間となったようです。日ごろから設計者の視点でまちを見ながら歩くと、また違った気づきがたくさん得られることを改めて実感する授業となりました。

 

ランドスケープデザインコース| 学科・コース紹介

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