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2026年01月20日
【芸術教養学科】まなざしを変え、社会を変える、新しい大学
芸術教養学科の下村です。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
いつもは学科の行事や出来事を紹介させていただくことが多いのですが、今回はお正月らしく(?)大きく構えて、大学とはなんだろう、といったことについて考えてみたいと思います。
ということで、大学とはなんだろう、という問いなのですが、これについて皆さんはどう思われますか?通信制大学に興味をもってここをご覧になっている方にとっては、まず第一に「学びの場」でしょう。一方、先だってもノーベル賞のニュースがありましたが、大発見を含むような先端的な研究や制作が行われている場、というイメージもあると思います。この二つはなかなか結びつかないように思われるかもしれません。しかし密接な関わりがあります。そのことが、大学を他の学びの場と異なるものにしているのだと思います。
それはわかりやすく言えば、そうした高度な学問や制作をやっている先生から学べるということです。ただ、優れた先生であれば、大学ではないところにも大勢いるのです。大学の学びで本質的に大事なのは、知識や技をパッケージで教えてくれるということだけではなく、そうした研究者や芸術家が、新たな発見をしたり、新たなものを作り出したりする、「未知へのまなざし」の伝授が、学生たちに行われるというところだと思います。
大学で学ぶことは、小さくても未だ謎であるようなものを見出すこと、それを解き明かしたり形を与えたりすることにつながっているのです。そしてこの「未知」を見出し捉え、語れるようにする方法が、「教養」なのだと思います。
そのことは、世界を誰かが言ったようなものとして捉えるのではなく、自分自身で捉え直していくことにつながります。生活や仕事のさまざまなところに現れる「未知」を、適当にやり過ごすのではなく、取り扱えるようになる、そしてさまざまな人生上の選択に創造的に立ち向かえるようになるのです。
京都芸術大学の通信教育課程は、普通の「人々」が「未知」に対峙できるようになるための、本当の大学なのです。完全遠隔の学びのシステムが整備され、旧来の学問分野とはずいぶん違ったユニークなコースがいくつも開設されて、それまで以上に多くの人々が学ぶようになりました。人々が変われば世の中は変わります。これは大袈裟に言えば、大学における一つの革命なのかもしれないと思います。
そうした革命の最初の号砲が、2013年度の芸術教養学科の開設でした。それから11年が経過し、卒業生は2300人を超えました。仲間が世の中に、どんどん増えていっているのです。
芸術教養学科は、技から離れて純粋に「未知へのまなざし」に特化した学科です。ここで、これまでとは異なった「目つき」を得て、新しい自分に進化してみるというのも、みなさんの新年の抱負に加えていただけたらと思います。
大学の新しいあり方について、かつて書いたエッセイです。併読いただければと思います。
アネモメトリ>空を描く「還相回向の人文学」
還相回向の人文学
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