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2026年01月30日
【ランドスケープデザインコース】雨とランドスケープデザインとの関係
こんにちは、ランドスケープデザインコース業務担当非常勤の安田です。突然ですが、みなさん、雨の日は好きですか?
空がどんよりとしていたり、雨具が無くては外出できなかったり、世間一般ではマイナスイメージが強いかもしれません。
しかしランドスケープの設計にあたって天候は非常に重要な検討要素であり、雨についても様々な考慮が必要です。
植物の生育にはもちろんのこと、公園や広場の使われ方や人々の滞在の仕方においても、天候によって左右されることがたくさんありますよね。
私自身、つい先日も駅前広場の雨天時の人の居場所について検討することがあったので、今回のブログでは雨について取り上げてみたいと思います。

「世界でも多雨地帯であるモンスーンアジアの東端に位置する日本は、年平均1718mmの降水量があり、これは世界平均(880mm)の約2倍に相当する。」(国土交通省HPより)
と、世界的にみると雨の多い位置付けの日本ですが、「日本はおおよそ一年の1/3が雨」といわれる通り、平均すると年間100日を少し超えるくらいの降水日があるようです。
ランドスケープ計画においても、一年の1/3は雨だと思って人の居場所を考えよう!ということは頭に擦り込まれているのですが、改めて考えると、3日のうち1日も雨が降っているって本当…?と疑問を抱き、都道府県別の降水日を調べてみました。

2022年を例にとると、わたしの住む大阪は年間の降水日92日、もっとも降水日の多い新潟は171日と、倍近い差がありました。
やはり南北に長い島国で山地も多い日本では、ひとくくりに「多雨な気候」とは言い切れませんよね。
そもそも「降水日」の定義を調べてみると、気象庁のHPには
“「降水日数」は「日降水量1mm以上」の日数です。”
との記載があります。
つまり雨の降った時間や状態(霧雨・雪など)は関係なく、さらに1日のうちに、夜中でも仕事中でも1mmの降水があると「降水日」として記録されるということです。
一般的に一日中雨だったと感じやすい10mm以上の降水日は、年間40日程度という統計もあるようですし、さらに大阪においては梅雨時期と乾燥する冬の時期でも体感は異なるでしょう。
眠っている間に降る雨は実感になりづらいですし、仕事や通学の日と休日とでは、雨に対する感度も異なります。
実際のところ、雨のなか傘をさして外に出るということは、私の場合は1週間に一度あるかないか…だったのかもしれません。
ということで、設計する地域によって降水日数や降水状態も違いますし、どの時期にどのように使われる空間なのかによっても、必要な気候への配慮は異なることがわかりました。
一辺倒に「一年の1/3は雨」と思い込んでいてはいけないですね。
最後に、昨今の「異常気象」と呼ばれる状況も、今後の気候の検討には欠かせない要素となります。
近畿地方では今後、大雨や短時間強雨(ゲリラ豪雨)の発生頻度や強さは増加するとともに、雨の降る日数自体は減少するという予測もあるようです。

場所や土地と切っても切り離せない屋外空間をデザインする私たちにとって、天候・気候は大切な条件となります。ブログを書きながら改めて、正しい理解が必要だと感じました。
ランドスケープデザインコース| 学科・コース紹介
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空がどんよりとしていたり、雨具が無くては外出できなかったり、世間一般ではマイナスイメージが強いかもしれません。
しかしランドスケープの設計にあたって天候は非常に重要な検討要素であり、雨についても様々な考慮が必要です。
植物の生育にはもちろんのこと、公園や広場の使われ方や人々の滞在の仕方においても、天候によって左右されることがたくさんありますよね。
私自身、つい先日も駅前広場の雨天時の人の居場所について検討することがあったので、今回のブログでは雨について取り上げてみたいと思います。

雨の日の草津川跡地公園
「世界でも多雨地帯であるモンスーンアジアの東端に位置する日本は、年平均1718mmの降水量があり、これは世界平均(880mm)の約2倍に相当する。」(国土交通省HPより)
と、世界的にみると雨の多い位置付けの日本ですが、「日本はおおよそ一年の1/3が雨」といわれる通り、平均すると年間100日を少し超えるくらいの降水日があるようです。
ランドスケープ計画においても、一年の1/3は雨だと思って人の居場所を考えよう!ということは頭に擦り込まれているのですが、改めて考えると、3日のうち1日も雨が降っているって本当…?と疑問を抱き、都道府県別の降水日を調べてみました。

出典:総務省統計局 「統計でみる都道府県のすがた 2024」観測年:2022年
2022年を例にとると、わたしの住む大阪は年間の降水日92日、もっとも降水日の多い新潟は171日と、倍近い差がありました。
やはり南北に長い島国で山地も多い日本では、ひとくくりに「多雨な気候」とは言い切れませんよね。
そもそも「降水日」の定義を調べてみると、気象庁のHPには
“「降水日数」は「日降水量1mm以上」の日数です。”
との記載があります。
つまり雨の降った時間や状態(霧雨・雪など)は関係なく、さらに1日のうちに、夜中でも仕事中でも1mmの降水があると「降水日」として記録されるということです。
一般的に一日中雨だったと感じやすい10mm以上の降水日は、年間40日程度という統計もあるようですし、さらに大阪においては梅雨時期と乾燥する冬の時期でも体感は異なるでしょう。
眠っている間に降る雨は実感になりづらいですし、仕事や通学の日と休日とでは、雨に対する感度も異なります。
実際のところ、雨のなか傘をさして外に出るということは、私の場合は1週間に一度あるかないか…だったのかもしれません。
ということで、設計する地域によって降水日数や降水状態も違いますし、どの時期にどのように使われる空間なのかによっても、必要な気候への配慮は異なることがわかりました。
一辺倒に「一年の1/3は雨」と思い込んでいてはいけないですね。
最後に、昨今の「異常気象」と呼ばれる状況も、今後の気候の検討には欠かせない要素となります。
近畿地方では今後、大雨や短時間強雨(ゲリラ豪雨)の発生頻度や強さは増加するとともに、雨の降る日数自体は減少するという予測もあるようです。

出典:大阪管区気象台「大阪の気候変動」
場所や土地と切っても切り離せない屋外空間をデザインする私たちにとって、天候・気候は大切な条件となります。ブログを書きながら改めて、正しい理解が必要だと感じました。
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