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2026年02月27日
【ランドスケープデザインコース】今月のスクーリング報告 「設計4 街並み景観とポケットパーク」
こんにちは。外苑キャンパスで業務担当非常勤講師をしている大嶋陽子です。雨の降らない東京の冬。前回の降雨(正確には積雪ですが)は1月2日で、それ以来まとまった雨がなく、かなり乾燥した日々が続いています。
それでも、梅や水仙が咲き始め、季節は確実に歩みを進めています。寒さの中にほのかな春の気配が漂い、ようやく春の足音が聞こえはじめました。
2月に行われた外苑キャンパスでのスクーリング報告です。設計のスクーリングも4回目を迎えました。今回は石井博史先生にご指導いただき「町並み景観とポケットパーク」という課題で学びます。いままでよりも設計の面積が広くなり、公共性も増して難易度が上がりました。
1日目はエスキースを重ね、デザインを進めていきます。
まずは場所を知り、特性を知ることから。
対象地は大阪のとある場所にある、周囲を建物に囲まれた三角形の公園です。この場所の計画を行うには、周辺の気候や地形、既存の植栽などの植生情報が重要です。さらに、その地域の歴史や産業、人口といった社会的背景の理解も必要。遠方で現地に行けない人はGoogleなどの写真、インターネットなどの情報から周辺環境を解析し、ラフ案を3案ほど作成して授業に入りました。

次は収集情報を基に、テーマやコンセプトを検討していきます。石井先生曰く「理想を描く」段階です。課題ではさまざまな座り方、高低差を導入したアースワークや多彩な樹木構成などといった設計条件も設定されていますが、新たな公園でのテーマはなんでしょうか?賑わい、憩い、癒し、遊び?この空間でもっとも人が利用しやすい場を作るための検討をします。この場所が大きく変わることが良いのか、今ある要素を残してリニューアルするのが良いのか、周辺建物や道路状況、人の流れを考えながら創造を膨らませてデザインを進めていきます。

具体的フォルムや地形を描き「概念を具現化する」段階に入ります。どんな人がどのような使い方をするのか?遊び方をしたいのか?を検討してそれに合った施設や歩行路(導線)、植栽などを計画していきます。ラフデザインから平面図の設計に向けた時間です。ここもかなり頭を悩ませる。より楽しめる施設の配置や大きさ、緑の重ね方やボリュームなど、空間の質を左右する大事な要素を組み入れる作業です。先生が壁一面に貼ったランドスケープデザインの事例なども参考に、描き進めていきます。

平面図を作成後、断面図の作図に入ります。スクーリングや課題などの学びを重ね、格段に上達しています。ここではレイアウトを検討しているところ。
成果物を一斉に貼り出して、小ブレイク。5講時プレゼンテーションの様子。
2日間の取り組みをコンセプト、ゾーニング、平面図などを基に発表します。ベース(敷地)は同じですが、設計図は各自の個性が色濃く出ます。若い人に向けたスポーツ施設(バスケやフットサルコート)、ストレッチがしたくなるアクティビティ、座りたくなるベンチにフードコートなどさまざまなアイデアが。もちろん実現できたらいいなと思うものもありました。

ランドスケープデザインは「関係性のデザイン」と石井先生は言います。地域、人、文化、経済、自然。それぞれの関係性をどのように繋げて深めるのか。調和させるにはどのようなデザインが求められるのか。設計を通したコミュニケーションを感じる2日間でした。

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それでも、梅や水仙が咲き始め、季節は確実に歩みを進めています。寒さの中にほのかな春の気配が漂い、ようやく春の足音が聞こえはじめました。
2月に行われた外苑キャンパスでのスクーリング報告です。設計のスクーリングも4回目を迎えました。今回は石井博史先生にご指導いただき「町並み景観とポケットパーク」という課題で学びます。いままでよりも設計の面積が広くなり、公共性も増して難易度が上がりました。
1日目はエスキースを重ね、デザインを進めていきます。
まずは場所を知り、特性を知ることから。
対象地は大阪のとある場所にある、周囲を建物に囲まれた三角形の公園です。この場所の計画を行うには、周辺の気候や地形、既存の植栽などの植生情報が重要です。さらに、その地域の歴史や産業、人口といった社会的背景の理解も必要。遠方で現地に行けない人はGoogleなどの写真、インターネットなどの情報から周辺環境を解析し、ラフ案を3案ほど作成して授業に入りました。

次は収集情報を基に、テーマやコンセプトを検討していきます。石井先生曰く「理想を描く」段階です。課題ではさまざまな座り方、高低差を導入したアースワークや多彩な樹木構成などといった設計条件も設定されていますが、新たな公園でのテーマはなんでしょうか?賑わい、憩い、癒し、遊び?この空間でもっとも人が利用しやすい場を作るための検討をします。この場所が大きく変わることが良いのか、今ある要素を残してリニューアルするのが良いのか、周辺建物や道路状況、人の流れを考えながら創造を膨らませてデザインを進めていきます。

具体的フォルムや地形を描き「概念を具現化する」段階に入ります。どんな人がどのような使い方をするのか?遊び方をしたいのか?を検討してそれに合った施設や歩行路(導線)、植栽などを計画していきます。ラフデザインから平面図の設計に向けた時間です。ここもかなり頭を悩ませる。より楽しめる施設の配置や大きさ、緑の重ね方やボリュームなど、空間の質を左右する大事な要素を組み入れる作業です。先生が壁一面に貼ったランドスケープデザインの事例なども参考に、描き進めていきます。

壁に貼られた多数の資料
平面図を作成後、断面図の作図に入ります。スクーリングや課題などの学びを重ね、格段に上達しています。ここではレイアウトを検討しているところ。
成果物を一斉に貼り出して、小ブレイク。5講時プレゼンテーションの様子。
2日間の取り組みをコンセプト、ゾーニング、平面図などを基に発表します。ベース(敷地)は同じですが、設計図は各自の個性が色濃く出ます。若い人に向けたスポーツ施設(バスケやフットサルコート)、ストレッチがしたくなるアクティビティ、座りたくなるベンチにフードコートなどさまざまなアイデアが。もちろん実現できたらいいなと思うものもありました。

ランドスケープデザインは「関係性のデザイン」と石井先生は言います。地域、人、文化、経済、自然。それぞれの関係性をどのように繋げて深めるのか。調和させるにはどのようなデザインが求められるのか。設計を通したコミュニケーションを感じる2日間でした。

制作物の展示
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