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グラフィックデザインコース

2018年06月20日

【情報デザインコース】はじめてのデザインソフト、Illustratorの基礎を学ぶ 「CG基礎1-Illustrator」のご紹介

こんにちは。外苑キャンパスで6/16-17に行われた「CG基礎1-Illustrator」の授業の紹介を致します。

この授業では、Adobeのデザインソフト「Illustrator」の基本的な操作の演習と、それをふまえてポストカードサイズの暑中見舞いを制作してもらいます。
新年度入学の学生さんにとっては初めてのスクーリング授業でもあり、Illustratorに慣れるきっかけとなる要の授業と言えます。



初日はデジタルデータの構造やその扱い方の説明からはじまり、実際にIllustratorを起動させ、手を動かしながらひたすら演習をこなして行きます。
Illustratorを触るのは初めてという方が大多数ですが、しっかりついて来れていました。

演習を一通り終えた後は、ポストカードの制作に入って行きます。先ほど身につけた内容をどのように応用すればいいのか考えつつ、まずはアイデアを出す作業。
この際、「送る相手」と「送る目的」を明確に設定する事が重要なポイントになります。誰に宛てたハガキなのか自分とその相手の関係をハッキリさせ、当たり障りのない内容ではなく、目的をクリアにする事でアイデアも生まれやすくなってきます。1日目の授業はここまで。


2日目、先生からラフスケッチのチェックをしてもらい、OKをもらった人から次の作業に入って行きます。前の日に自宅に帰ってからも、アイデア出しを宿題にしてたくさん考えて来た方もいました。
途中途中で少し、Illustratorにおける文字や色の構造についての講義も挟みつつ、作業は進んで行きます。

最終的に出来上がった暑中見舞いは、全体の前で発表して講評をします。
どういったテーマと考えで制作したのか、苦労した点はどこかなどを話し、先生からのアドバイスをもらいます。スクーリングでは、授業の最後にはこうして全体の講評時間を設けていますが、自分の作品だけではなく、他の人の作品も一緒に見ながら先生からのコメントを聞けると言うのが重要だと思います。

今回、Illustratorの扱いに慣れない中でのレクチャーと実践で、なかなか駆け足な流れではあったのですが、Illustratorはとにかく触れば触るほど習得するもので、逆に苦手意識を持って触らないでいるとずっと身につかないままになってしまいます。
先生もおっしゃっていましたが、モチベーションを保ち続けるためにどんなシーンでも、「自分の頭の中にあるアイデアを実現させたい」と強く思う事、それを実現させるための道具がIllustratorやPhotoshopといったデザインソフトですので、ぜひこれからも引き続き失敗を恐れず付き合っていって欲しいと思います。

情報デザインコース 非常勤講師 山崎

 

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