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グラフィックデザインコース

2018年08月25日

【情報デザインコース】目と耳で楽しめるCDジャケットを

こんにちは。まだまだ暑い日が続きますが、みなさん体調管理などには十分気をつけてくださいね。
今回は外苑キャンパスで8/4-5に行われた「メディア表現3」の授業の紹介をします。

この授業ではCDジャケット及び盤面のイラストを作り、目には見えない音楽の個性や魅力をイラストレーションで表現することを目指します。


授業のはじめに、実際に先生が手がけられたCDジャケットの仕事の作品を見せてもらい、これから取り組む課題やCDの構造のイメージを掴みます。
かっこいい作品がズラッと並び、学生さんも感動しながら手にとっていました。
そして、事前に描いてきたラフスケッチを見てもらいながら、音楽との親和性も考慮しつつイラストの方向性を定めていきます。


方向性が決まれば、そこからは実際にどんどん手を動かし描いていき、時々スキャンをしてCDのフォーマットに載せてみたりして、微調整も加えながら進めていきます。
人によっては描く枚数も多くなるので時間とのたたかいでもあります。


イラスト以外にも歌詞を入れたり、タイトルの文字もデザインが必要であったり、IllustratorやPhotoshopを使い、これまでに学習したことの総合的な技術も求められるのがこの課題です。

完成してプリントアウトしたものは、丁寧にカットし、CDケースにはめ込んで完成させ、合評をおこないました。
CDの構造上、決められたフォーマットの中でどう表現するかという点が課題になってくると思うのですが、みなさんよくアイデアを考えられていて、それぞれに印象の違う楽しい作品が揃っていました。
自分の描いたイラストがこうしてデザインもされた成果物として形になると、一気に物としての完成度が上がり、ただ絵を描いて終わるよりさらに高い喜びがあると思います。
今回先生も、具体的なすぐ実践できそうなアドバイスをたくさんくださっていたので、今後制作していく中でも学生さん方へいい影響があったのではと思いました。

情報デザインコース 非常勤講師 山崎

 

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