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2018年10月08日
【芸術教養学科】2018年度秋季卒業式のご報告
こんにちは、通信教育部入学課です。
本日10/8(月・祝)に、爽やかな秋晴れのもと、2018年度の秋季卒業式が執り行われました。

「秋に卒業式があるの?」と、不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
本学通信教育部の芸術教養学科には、4学科の中で唯一秋入学があるため、秋(10月)にも卒業式があるのです。春入学の方のほうが人数としては多いですが、秋入学の方も例年200名程度いらっしゃいます。

今年の秋、芸術教養学科からは36名が卒業を迎えられました。
数年前、仕事や育児、介護など、それぞれに忙しい日々をおくりながらも、「学ぶこと」を決心された皆さん。
卒業生の方々の表情を拝見していると、この日を迎えるまでの様々な苦労や喜び、出会いがたくさん詰まった学生生活が見えてくるような気がしました。
私も、職員の一人として誇らしい気持ちになると同時に、同じ社会人の一人としても頭が下がる思いです。
まず初めに卒業証書授与がおこなわれました。

尾池和夫学長の式辞へとつづきます。

芸術教養学科の「卒業研究」は、本学科に在籍し学ぶ中で培った興味関心に基づき、地域の芸術的な遺産や萌芽的な芸術活動、またデザインの事例を取り上げ、文化資産評価報告書(アートリソースガイドブック)としてまとめるというもの。
尾池学長は式辞の中でその「卒業研究」に触れながら、それぞれの地域での研究成果を生かしていってほしいという思いを伝えられていました。
これらの報告書は、以下Webサイトにて公開を許可された過去のものを掲載しています。全国各地の文化遺産がどれほど多種多様で豊かなものなのかを知ることができると思いますので、ぜひご覧ください。
芸術教養学科WEB卒業研究展 | 京都造形芸術大学通信教育部
http://g.kyoto-art.ac.jp/
そして、学生を代表して芸術教養学科の卒業生が「卒業の辞」を読まれました。内容は後ほどご紹介します。

徳山豊理事長からは、このような通信教育部という場がなければ、みなさんはお互いに出会うことはなかったでしょうし、出会った感動をこれからも大切にしていってほしいとのお話をされました。

それでは最後に、卒業生の「卒業の辞」をご紹介させていただきます。
卒業の辞
日ごとに秋の深まりを感じる季節に、この瓜生山において卒業の日を迎え、私たち卒業生一同喜びに堪えません。本日は徳山理事長をはじめ、教職員の皆様のご臨席のもと、卒業式を催していただき心より御礼申し上げます。
また先ほどは尾池学長より暖かいお言葉をいただきましたことに、重ねて御礼申し上げます。
通信教育部芸術教養学科卒業生36名、通学部卒業生15名を代表し、卒業の辞を述べさせていただきます。
思い起こせば4年前の10月、秋風が清々しい外苑キャンパスでガイダンスを受講したことから、私の大学での学びがスタートしました。
「くらしのなかに芸術を生かす方法」をインターネットで学ぶ芸術教養学科に興味を持ち入学しましたが、当初はパソコンを前にしてテキストや動画を見てひとりで学習するだけと思っていました。しかしガイダンスで airUコミュニティを紹介して頂いてから私の認識は変わりました。このコミュニティを通し全国の学友の皆さんと交流し励まし合うことで、学習へのモチベーションが高くなりました。また学生が実際に集う学習相談会と交流会フライングカフェや学 生主催のイベントなどで、年齢や性別、生活環境も様々な学友の皆さんと、直接学習の悩みを話し合い絆を強くしたことは、私のかけがいのない宝物となりました。
また学習において、私は1年次入学生として単位修得のため総合教育科目を28科目履修しました。レポート提出と試験がある総合教育科目を学ぶことは、 専門教育科目を学ぶ上での基礎を作ってくれました。そして学んできた全ての科目が、卒業研究へと集結していったと感じています。自分で選んだ事例の文化資産評価報告書をつくる卒業研究において、課題に沿って考察したことは、本学での学びの集大成となりました。そしてそれを達成できたのは日頃の先生方のご指導の賜物であり感謝にたえません。
私たちは本日卒業しますが、卒業で学びが終わるのではなく、やっと学びの入口に立てたと感じています。これからは私たちひとりひとりがそれぞれの場において本学での学びを活かし、主体的に自身を更新していけるよう真摯に努力して参りたいと思います。
最後になりましたが、ご指導頂きました先生方、学習環境を整えてくださいました職員の皆様、励ましてくださった先輩・学友の皆さん、そして学習を支えてくださった家族の皆さんに厚く御礼申し上げます。
京都造形芸術大学の益々のご発展を祈念し、卒業の挨拶とさせていただきます。
平成30年10月8日 卒業生代表
卒業生の皆さん、本日は誠におめでとうございます!
そしてこれからも皆さんそれぞれが自身を更新し続ける「学びの旅」が続いていきますことを祈念しております。
では、また別の学びの場でお会いしましょう。
芸術教養学科|学科・コース紹介
出願手続方法について詳しくはこちら ↓
https://tenohira.kyoto-art.ac.jp/shutsugan/

本日10/8(月・祝)に、爽やかな秋晴れのもと、2018年度の秋季卒業式が執り行われました。

「秋に卒業式があるの?」と、不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
本学通信教育部の芸術教養学科には、4学科の中で唯一秋入学があるため、秋(10月)にも卒業式があるのです。春入学の方のほうが人数としては多いですが、秋入学の方も例年200名程度いらっしゃいます。

今年の秋、芸術教養学科からは36名が卒業を迎えられました。
数年前、仕事や育児、介護など、それぞれに忙しい日々をおくりながらも、「学ぶこと」を決心された皆さん。
卒業生の方々の表情を拝見していると、この日を迎えるまでの様々な苦労や喜び、出会いがたくさん詰まった学生生活が見えてくるような気がしました。
私も、職員の一人として誇らしい気持ちになると同時に、同じ社会人の一人としても頭が下がる思いです。
まず初めに卒業証書授与がおこなわれました。

尾池和夫学長の式辞へとつづきます。

芸術教養学科の「卒業研究」は、本学科に在籍し学ぶ中で培った興味関心に基づき、地域の芸術的な遺産や萌芽的な芸術活動、またデザインの事例を取り上げ、文化資産評価報告書(アートリソースガイドブック)としてまとめるというもの。
尾池学長は式辞の中でその「卒業研究」に触れながら、それぞれの地域での研究成果を生かしていってほしいという思いを伝えられていました。
これらの報告書は、以下Webサイトにて公開を許可された過去のものを掲載しています。全国各地の文化遺産がどれほど多種多様で豊かなものなのかを知ることができると思いますので、ぜひご覧ください。
芸術教養学科WEB卒業研究展 | 京都造形芸術大学通信教育部
http://g.kyoto-art.ac.jp/
そして、学生を代表して芸術教養学科の卒業生が「卒業の辞」を読まれました。内容は後ほどご紹介します。

徳山豊理事長からは、このような通信教育部という場がなければ、みなさんはお互いに出会うことはなかったでしょうし、出会った感動をこれからも大切にしていってほしいとのお話をされました。

それでは最後に、卒業生の「卒業の辞」をご紹介させていただきます。
卒業の辞
日ごとに秋の深まりを感じる季節に、この瓜生山において卒業の日を迎え、私たち卒業生一同喜びに堪えません。本日は徳山理事長をはじめ、教職員の皆様のご臨席のもと、卒業式を催していただき心より御礼申し上げます。
また先ほどは尾池学長より暖かいお言葉をいただきましたことに、重ねて御礼申し上げます。
通信教育部芸術教養学科卒業生36名、通学部卒業生15名を代表し、卒業の辞を述べさせていただきます。
思い起こせば4年前の10月、秋風が清々しい外苑キャンパスでガイダンスを受講したことから、私の大学での学びがスタートしました。
「くらしのなかに芸術を生かす方法」をインターネットで学ぶ芸術教養学科に興味を持ち入学しましたが、当初はパソコンを前にしてテキストや動画を見てひとりで学習するだけと思っていました。しかしガイダンスで airUコミュニティを紹介して頂いてから私の認識は変わりました。このコミュニティを通し全国の学友の皆さんと交流し励まし合うことで、学習へのモチベーションが高くなりました。また学生が実際に集う学習相談会と交流会フライングカフェや学 生主催のイベントなどで、年齢や性別、生活環境も様々な学友の皆さんと、直接学習の悩みを話し合い絆を強くしたことは、私のかけがいのない宝物となりました。
また学習において、私は1年次入学生として単位修得のため総合教育科目を28科目履修しました。レポート提出と試験がある総合教育科目を学ぶことは、 専門教育科目を学ぶ上での基礎を作ってくれました。そして学んできた全ての科目が、卒業研究へと集結していったと感じています。自分で選んだ事例の文化資産評価報告書をつくる卒業研究において、課題に沿って考察したことは、本学での学びの集大成となりました。そしてそれを達成できたのは日頃の先生方のご指導の賜物であり感謝にたえません。
私たちは本日卒業しますが、卒業で学びが終わるのではなく、やっと学びの入口に立てたと感じています。これからは私たちひとりひとりがそれぞれの場において本学での学びを活かし、主体的に自身を更新していけるよう真摯に努力して参りたいと思います。
最後になりましたが、ご指導頂きました先生方、学習環境を整えてくださいました職員の皆様、励ましてくださった先輩・学友の皆さん、そして学習を支えてくださった家族の皆さんに厚く御礼申し上げます。
京都造形芸術大学の益々のご発展を祈念し、卒業の挨拶とさせていただきます。
平成30年10月8日 卒業生代表
卒業生の皆さん、本日は誠におめでとうございます!
そしてこれからも皆さんそれぞれが自身を更新し続ける「学びの旅」が続いていきますことを祈念しております。
では、また別の学びの場でお会いしましょう。
芸術教養学科|学科・コース紹介
出願手続方法について詳しくはこちら ↓
https://tenohira.kyoto-art.ac.jp/shutsugan/

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