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ランドスケープデザインコース

2019年07月08日

【ランドスケープデザインコース】カラダではかる。[スクーリング/製図基礎]

新年度から数か月たち、いくつかのスクーリングも始まっています。
今回は、京都キャンパスで行われた1年生のスクーリング「製図基礎」について。
科目名の通り「製図」を行うスクーリングですが、机に向かうのではなく、まずは外へと出かけます。

このスクーリングで行うのは、「身体測」。
自身の身体を使って空間を計測し、図面として記録する作業です。
1日目は大学校内の対象地を平面図に、2日目は大学近くの琵琶湖疏水を断面図にまとめる課題です。

歩幅を測り、対象地を歩いて距離を求めたり、手や脚などの身体の部位を使って細かな所を計測したりして、空間のメモを取っていきます。
対象地を実際に計測することで、心地よさや反対の不快感といった感覚的な人と空間の関係を同時に体感することも大事なポイントです。

身体測のあとは、教室内での作図。
製図板に向かって、現地の図面を書き起こしていきます。
黙々と線を引き、みなさんすごく集中している様子。

仕上げには着彩して、樹木や草木の様子も表現していきます。
最後は、出来上がった図面を使って、身体測による現地調査で感じたことや製図でのポイントを発表し、2日間のスクーリングは終了です。

受講したみなさんは、はじめて製図作業に取り組む方がたくさんいらっしゃいましたが、1日目から2日目と着実に線の描き方、表現力が向上していて良い成果物が出来上がりました。
今回のスクーリングは、ランドスケープデザイン設計の基礎。
ランドスケープデザインの道に一歩踏み入れた感覚があったのではないでしょうか。

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