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陶芸コース

2019年08月17日

【陶芸コース】陶器まつりin五条坂

 今回の陶芸コースのブログはスクーリングの紹介ではなく、例年五条通りで行われている京都五条坂陶器まつりを紹介したいと思います。

五条坂の陶器まつりは例年87日から10日と決まっています。これはこの祭りの始まった謂れと関係しています。はじまりは大正9年、この期間に六道鎮皇寺(写真)の六道参り(精霊を迎える行事)に来る人たちに焼き物を門前で販売したことが始まりといわれています。

六道珍皇寺は五条通りより一筋北の松原通りに面していますが、祭りは後に五条通りに移ってきたと思われます。

六道参りでは地下にある鐘を綱を引っ張って鳴らし、先祖の精霊を迎える風習があります。ご先祖の御霊は五山の送り火で現世からお送りするといわれています。

陶器祭りは現在、五条通りにある若宮八幡宮の大祭となっています。今年は境内の参道で京都造形芸術大学通学部の学生たちが、自身が作った陶器を販売していました。

お神輿は2基あり陶器の皿が取り付けられています。

また神社には添削室のスタッフでスクーリングアシスタントも担当してくれている吉田瑞希さんが作った鍾馗さんが祭られる鍾馗神社もあります。ぜひ見に来てあげてください。

先ほど紹介したお神輿は二日目の8日に五条通りを練り歩きます。先ずは子供たちが担ぐ神輿。そしてそのあとに続いて若者たちが担ぐ神輿が続きます。



実は今年はこの周辺で大きな発見がありました。写真の右上の空き地ですが平清盛が関係する邸宅跡ではないかというものが発掘されました。

新聞記事が現場のフェンスに貼られていました。

さて、本題の陶器まつりですが通信教育部陶芸コースの卒業生も毎年出展されています。

関西だけでなく関東からもこの日のために駆けつけてこられました。

連日良い天気で気温も37度と大変でした。本当にお疲れ様です。

こちらも毎年参加されている竹村先生です。

ちなみに私のところの六兵衞窯も参加しております。

今年も夜10時までお店は開かれていました。まだ来たことがない方はぜひ来年見に来てください。

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