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陶芸コース

2021年12月21日

【陶芸コース】在学生たちの御用達、陶芸材料専門店のご紹介

皆さん、こんにちは。通信陶芸コース教員、楢木野淑子です。

入学をご検討されてるみなさんから、「テキスト科目の自宅学習では、陶土などの材料はどのように入手するのですか?」というご質問をよくいただきます。
入学後に配布するシラバス(授業計画が記載された講義要項)には、様々なお取扱店さんへ注文ができる用紙がついていますので、学習に必要な材料等はそこから注文いただけるようになっております。

先日シラバスに掲載されている原材料の申込書がついているお店、イワサキへ行ってきました。今回のブログは店内の様子を画像と一緒に紹介したいと思います!



イワサキは京都清水五条にある陶芸用品、材料を取り扱っているお店です。

京阪電車の清水五条駅から徒歩10分、祇園四条駅から11分、東大路通に面した店舗です。

バスなら清水道を降りてすぐです。

 



入り口右上に店名があります。

 



お店に入ってすぐのところです。

お店の方がいらっしゃいます。

 



右手には様々な種類の土が置かれています。

土はこのように円筒状で10kg単位で販売されていることが多いです。

他にも直方体のような形や20kg単位で販売されているものもあります。

 



左手には様々な道具、顔料などが置かれています。

 



それぞれの顔料には焼成後のサンプルが貼られています。

粉末の状態だとイメージが掴みにくいですが、このように焼成後の実際の色味を見られるのは

作品制作に役立ちますね。多く色を一度に確かめられるので作品のイメージも膨らみそうです。

 

 



棚の裏にも道具が置かれています。所狭し!いっぱいあって楽しいですね。

 



その奥には釉薬があります。

1号釉、3号釉、土灰釉は透明系の釉薬です。

焼成温度が違い、基本的に1号釉は磁器、3号釉は陶器に施釉します。

 



こちらは筆が置かれています。彩色筆や面相筆など・・・。

筆の使い方一つで作品の出来がガラッと変わります。

表現したい意匠に対して適切な筆を使えているかも重要なポイントですので、もし絵付けの出来が気になる方は筆を変えてみるのもいいかもしれませんね!

私は先の細い面相筆を更に自分で細くカットして使用しています。

 



その奥には小分けにされた釉薬の粉末、施釉の際に使用する撥水剤、ゴム液が置いてあります。

少しだけ釉薬が欲しい時も小分けの販売があるので安心ですね!

撥水剤も施釉をスムーズにできたり、絵付けの表現の幅を広げたり様々な使い方があります。

 



その左手には釉薬の原料があります。

自分で調合する場合はここで必要な原料を購入することができます。

 



それぞれの釉薬の色見本、サンプルもありますので、実際の色の確認ができます。

 

「イワサキ」への釉薬、絵の具、顔料の申込はシラバスに申込書がついています。

他にも、陶土の購入は「泉陶料」、「下鴨陶芸」への申込書がついています。

「泉陶料」は土がたくさん置かれていますし、「下鴨陶芸」も土、道具が色々置かれています。

また機会があれば紹介したいと思います。

撮影を快諾くださった「イワサキ」さん、ありがとうございました!



陶芸コース研究室ブログ
研究室が在学生・卒業生向けに情報発信しているブログです。こちらでも授業の様子や展覧会の情報などが豊富です。

 

 

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