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陶芸コース

2019年09月19日

【陶芸コース】陶芸アレコレばなし

今回のブログは大学院の授業の一端と、卒業生のほか、通学部の卒業生、在校生も少し紹介したいと思います。

先ずは96日~8日まで開かれた大学院の「美術・工芸特論」というスクーリングの内、三日目の授業です。この授業は陶芸分野だけでなく洋画、日本画、染織の学生さんも参加するものです。

講師の先生は京都女子大学の前崎信也先生で、陶芸だけでなく工芸全般、そして中国で生まれた様々な文様や動物、植物の絵の持つ意味を教えていただきました。15講時の長時間にわたり大変面白い話が聞けました。

これは授業で使われた前崎先生のコレクションです。

 

915日には大学のホームカミングデーが開催されました。情報があまり伝わっていなかったのか、陶芸コースの卒業生にはあまりお会いできなくて残念でした。ただ、2008年に通学部の陶芸コースを卒業した西村由香さんが、おはぎと薬膳茶のブースを出していてごちそうになりました。甘さ控えめでとてもおいしかったです。

右下に少し写っているのがその時のおはぎです。彼女は「まつは」という居酒屋風のお店をお姉さんとやっています。よかったら行ってあげてください。ちなみにお姉さんも京都造形芸大のデザイン科の出身です。

もう一人、通学部の学生さんを紹介します。総合造形コース4年生の粟坂萌子さんです。910日~15日まで京都の「ギャラリーマロニエ」で個展を開いていました。

作品は敷き詰めた土の上に自身の足跡や手跡を残し、それを樹脂で象って作品化したものです。壁にかけられた作品はどこか発掘現場のような印象を受けます。

土の可塑性を利用したユニークな表現だと思います。彼女は土とかかわりをもった制作を続けています。

こちらは917日~22日まで京都の「ギャラリー唯」で開かれた、通信の卒業生による展覧会です。

「土詩」というグループで、2016年度の卒業生が中心になっています。

30名の人が参加していました。今回で3回目になるそうで、前回は東京での発表だったようです。

現代的な空間に様々な個性ある作品が並んでいました。

 

私が行ったこの日は3名の卒業生と添削室のスタッフでもあった辻さゆりさんにも会えました。

 

最後にお知らせです。前崎先生が審査員を務める、小品茶道具の公募展です。哲学の道の南の始まりあたりにある「ギャラリー左右」というところで開かれます。挑戦してみてはいかがでしょう。

【公募展】 第1回 ティー・エレメント https://sayuu.jp/news/tea-element/

以前にもお知らせした神戸にあるC...Clay Studioという施設から新しい案内が届きましたのでお知らせしておきます。以前にもお伝えしましたがスタッフの高朝子さんは大学院の修了生になります。



 

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