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グラフィックデザインコース

2019年11月18日

【情報デザインコース】心を動かす心地よい動画

こんにちは。
今回は東京・外苑キャンパスで11/9-10に行われたスクーリング科目「モーショングラフィックス」の授業をご紹介します。

この授業はAdobe After Effectsを用いて、グラフィックやイラストといった静止画からアニメーションを制作する表現方法の習得を目指します。モニター上の限られた平面に、時間と動きを持ち込むことで、グラフィックデザインとは異なるアプローチを見つけていきます。

1日目はAdobe After Effectsの基本的な使い方のレクチャーでした。
IllustratorやPhotoshopの使い方には段々と慣れてきたと思いますが、After Effectsの操作画面はそれらとはかなり異なるので、慣れるのに苦労されている様子でした。



2日目は1日目に学んだことをベースに、実際に動画作品を作っていきます。
テーマは世の中でオープンデータとして公開されている統計データを元に、ランキング動画を作るというものです。絵コンテを描いたり、音楽をつけたりと、平面デザインにはない作業も行いますが、デザインとしての感覚は共通するものがあると思います。



完成したものを全て上映して講評です。
動画作りが初めての方もいましたが、総じてうまくまとめて楽しい動画に仕上げられている印象でした。情報を抜き出し、整理して、わかりやすく効果的に伝えるという情報デザインの肝となるポイントを、皆さんしっかり実現できていると思いました。



また、今回のスクーリングは1日目の授業後に特別講義が開催されました。
クリエイティブブティック「CHERRY」を立ち上げ、アートディレクターとして活躍されている大橋謙譲さんにお越しいただき、手掛けられた仕事の発案やラフイメージから、それらを経て実際に完成したビジュアルを見せていただき、世に出る広告の作られる流れなどを知ることができ、とても勉強になりました。



今回も二日間、おつかれさまでした。

情報デザインコース 非常勤講師 山崎

情報デザインコース| 学科・コース紹介

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