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グラフィックデザインコース

2021年05月19日

【グラフィックデザインコース】印象的で影響を与える広告ポスターを制作する

こんにちは。グラフィックデザインコース/情報デザインコース・業務担当講師の神野由紀子です。4/24-25に外苑キャンパスで行われたスクーリング科目、グラフィックデザインV-2/「アドバタイジングデザイン」の授業(3年次配当)をご紹介します。

現代ではTVや雑誌、看板だけでなく、SNS上でも多くの広告が溢れていて、広告を目にしない日はありません。企業は多くの予算や労力を使い、自社を有名にしたい、企業理念を伝えたい、商品を売りたい、サービスの良さを伝えたい等の理由で広告を展開し、アピールします。
今回は、クライアント(広告主)の伝えたい情報をどのようにターゲット(消費者)に伝えるか、アートディレクションによるメッセージの伝え方とその可能性を考え、トレーニングする授業です。

外苑キャンパス周辺は緑が多く、新年度初のスクーリングは新緑の爽やかな気候の中で行えました。



まずは事前課題を順番に発表します。

事前課題では既存の企業広告から気になるものをリサーチしてきました。企業はその広告を通じてどのようなことを伝えたいのか、なぜその表現を選んだのかを調べてきました。調べてみると、単純に新商品を紹介するためだけではないことが分かります。

事前にしっかり資料収集をしておくと制作に役立ちます。沢山の情報を調べること、集めることがグラフィックデザインには重要です。

事前課題のリサーチを基に、自分ならどんな新しい展開をデザインするか考えます。どう情報をグラフィック化し、的確に消費者に訴えられるかを広告ポスターで表現します。



完成した広告をプレゼンします。駅の地下道を利用する、長〜い広告を作った方、複数枚作ることで情報の相乗効果を狙った方、それぞれが最適な表現はこれだ!という成果物を発表してくれました。
そんな視点が有るのかと、感心したり笑いがあったりと、インパクトのある広告ポスターだらけでした。広告の面白さを実感できた2日間になったと思います。

今回のスクーリングも感染状況が厳しい中で行われましたが、皆さんの協力と努力によって無事に終えることが出来ました。お疲れ様でした。

神野由紀子

グラフィックデザインコース| 学科・コース紹介
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/course/infodesign/

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※グラフィックデザインコースは2021年春より「情報デザインコース」から「グラフィックデザインコース」に名称が変わりました。
これまで「情報デザインコース」として「情報デザインクラス」と「イラストレーションクラス」に分かれていましたが2021年春より「イラストレーションクラス」が通学不要なオンライン学習のみで卒業可能な「イラストレーションコース(手のひら芸大)」として新設・独立したことにより、現在はグラフィックデザインのみのカリキュラムとなっています。

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