PHOTO

PHOTO

洋画コース

2019年12月24日

【洋画コース】卒業までラストスパート

今年度から年6回になった卒業制作スクーリング、今回が5回目でいよいよ大詰めを迎えます。その完成間近となった教室風景と皆さんの制作をご報告します。
京都は39名という大所帯、東京は19名というちょうど良いぐらいのクラスです。
今回京都は相見先生、小枝先生、由井先生、富士先生といった顔ぶれで、いつもとは違った意見が聞けたと思います。
でも、あと2カ月で卒業制作は完了します。それぞれの意識は、展示される我が絵画を思い浮かべ、余裕のある顔や眉間に皺を寄せる顔などがありました。
それでは、両会場の様子をのぞいてみましょう。

東京外苑キャンパス
前日のフォローアップでの講評を経て、さて皆さんの作品が勢ぞろいです。ここまで来てやっとそれぞれが二点の作品方向が出そろった感じですね。早速山本先生と仕上げ方向についての相談です。

やはり100号は大きいですね。ですが、これを乗り越えることで卒業後の制作に自信が持てるようになっていくのです。

学生たちは、作品を二点同時に制作しています。制作にさえ迷う時期ですが、そろそろ展示についてもイメージしていった方がよさそうです。
いまさらどうするかなどと云っている場合ではなく、描きだした画面に責任を持ち、充実させていく時期でもあります。




中には三点目の作品も登場し、まだまだ描きたい意欲を示されている学生もいます。

これらが、これからどんな作品に仕上がり、展示されるのかは、まだ分かりません。

 

京都瓜生山キャンパス
こちらも前日のフォローアップを終え、制作に入りました。迷っていた方も描くものが決まると、ぐんぐん進みます。

これは縦なのか、横なのか?

ながい絵ですね。


影をどうつくればよいかは解ったけれど、さてどう仕上げたものか…

この時期教員の指導にも力が入ります。

惹きつけられた樹木の根っこを黙々と描いておられます。

絵具を乗せていく中にも不思議な力が出てきます。

この時期は皆さん必死で描く!描く!描く!のみなのです。



先生方も学生さんも本当にお疲れさまでした。

泣いても笑ってもあとは「卒業制作」最終スクーリングを残すのみ…
でも皆さんしっかりと取り組んでおられましたので、あまり心配はしておりません。
少し、怖いものみたさの部分もありますが…
あとは完成させるしかありません。頑張って下さい。

(洋画コース教員 山河全)

洋画コース | 学科・コース紹介
洋画コースブログ

この記事をシェアする