【芸術教養学科】芸術教養学科の秋

秋は芸術教養学科にとって、少し特別な季節です。
それは、他の学科・コースにはない、秋入学・秋卒業があるからです。

私たち芸術教養学科の教員も、この時期にはいささか普段とは違った日々を過ごします。
他の学科・コースでは、卒業研究は冬に山場を迎えます。芸術教養学科でももちろんその時期に多くの卒業研究レポートが書かれ、私たちもその講評に追われるのですが、この学科では夏にもそういう時期がやってきます。8月なると、他の科目とは少し異なった期日で、卒業研究レポートの添削を行います。もちろん冬に比べれば相対的には少ないのですが、独特の感慨をもってこの仕事に取り組むことになります。やはり卒業研究はこの学科の学びの総まとめであり、出来にでっぱりひっこみはあるにせよ、一人一人のレポートには成長の跡が刻まれているからです。夏の終わりの日差しや入れ替わっていく虫の声を感じながらそうしたレポートを読み込んでいくことで、この感慨は季節と結びついた、特別なものとなっていきます。

 



このレポートの書き手たちは、卒業研究が合格となりすべての科目の単位が認定されると、10月に卒業していくことになるのです。秋の卒業式は、全学の卒業生が巣立っていく3月のそれに比べればささやかなものですが、それだけに、他にない記憶に残るものになります。
この秋の卒業生全員に共通するのは、数年前の秋に入学したということです。一年次入学者であれば四年あるいはそれ以前のやはり秋に、三年次編入学者であればやはり2年あるいはそれ以前の秋に入学した人たちなのです。そして、この10月から、入れ替わるようにして新しい仲間たちが芸術教養学科で学び始めるのです。
この8月から10月は、卒業生を送り出し、新しい仲間たちを迎えるため、芸術教養学科は少し晴れがましい慌ただしさに包まれます。9月1日、18日の入学説明会も、そうした中で行われます。

 



芸術教養学科では、全ての学びをwebで完結させることができます。秋入学、秋卒業の仕組みも、思い立った時に、春を待たずに学び始めることができる、というものであり、この学科の、学びやすさのための一貫した姿勢のあらわれでもあります。
芸術教養学科のこの秋入学の出願は、10月15日（金）まで受け付けています。人間の古今の創意を学び、日々の生活を創造的に変えてみたい方は是非ご出願ください。

この秋を、人生の特別な時期にしてみませんか？

●出願方法など詳細は以下をご覧ください。

●芸術教養学科オンライン説明会

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