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グラフィックデザインコース

2021年12月12日

【グラフィックデザインコース】オリパラで話題になったピクトグラムを制作する

こんにちは。グラフィックデザインコース/情報デザインコースの神野由紀子です。
10/16-17に外苑キャンパスで行われたスクーリング科目「グラフィックデザインI-3 ピクトグラム」の授業をご紹介します。

今回も非常に多くの学生のみなさんが受講されました。
東京オリンピックとパラリンピックで大きく話題になったピクトグラム。事前課題では、ピクトグラムを用いて注意喚起することで解決できる問題を探し、原案を作ってきました。非常口やトイレのマークなどで日常的に目にするようにはなりましたが、いざ作るとなると、そもそもピクトグラムの定義は何なのか?これはピクトグラムになっているのか?と悩みながらラフデザインをして来られた方が多いと思います。このスクーリングで疑問を解決しつつ、ピクトグラムとしてより洗練され、伝わりやすい形に仕上げていきます。



感染状況も落ち着き、さらに人気の授業のため欠席者は少なく、皆さん熱心に受講されています。





まずピクトグラムとは何か、またその歴史について詳しく学びます。



グループワークで事前課題を見せ合い、意見を交換します。



グループワークの後に全員の前で発表します。
一度少人数の前で予行演習をしているので、スムーズにプレゼンが行えるようになりました。



先生のアドバイスを参考にピクトグラムを制作します。
皆さん、入学した頃よりIllustratorの扱いにも慣れてきました。
ピクトグラムは形がシンプルな分、技術的に余裕ができると洗練さやシルエットの美しさにこだわれるようになり、さらに見やすく理解されやすいデザインに洗練させていきます。



課題としては4つ作ればOKなのですが、アドバイスをもらえる貴重な機会です。
余裕がある人は時間の許す限り制作を続けます。
いくつであってもデザインに統一性が出せるよう、手直ししながら仕上げます。



先生に最終チェックをしてもらい、完成です。
完成品は壁に貼っていきます。

 





作品全てに個性が溢れていました。
ピクトグラムは余計なものをそぎ落とすためシンプルなシルエットですが、テーマによって笑えるものにしたり、印象的なフォルムにしたりと工夫次第で様々な表現が可能だと気付かされました。
二日間と短い時間ですが、授業を通して原案がレベルアップして作品になっていく様子が拝見できました。

 

今回も皆さんおつかれさまでした。

コース紹介


※グラフィックデザインコースは2021年春より「情報デザインコース」から「グラフィックデザインコース」に名称が変わりました。
これまで「情報デザインコース」として「情報デザインクラス」と「イラストレーションクラス」に分かれていましたが2021年春より「イラストレーションクラス」が通学不要なオンライン学習のみで卒業可能な「イラストレーションコース(手のひら芸大)」として新設・独立したことにより、現在はグラフィックデザインのみのカリキュラムとなっています。

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