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建築デザインコース

2022年04月05日

【建築デザインコース】建築デザインコースのお道具箱

こんにちは、建築デザインコースの谷です。

 

3月下旬、卒業式の卒業式をもって今年度が終了しました。
今年は卒業生の方からお手紙をいただいたりしてとても嬉しかったので、
失くさないよう私の「大切なもの箱」にしまいました。

 

コースでは次年度の準備が慌ただしく進んでいる中、
スクーリングの際に教室に備品としてセッティングする「建築デザインコースの道具箱」がリニューアルされているのを発見!

今まさに道具を購入しようとしている方「スコヤってなんだ?」と思っている方、ひとまずどんな形状のものかのかだけでも参考にもなると思うので、さっそく覗いてみようとおもいます。

 

 



この中には担当の先生方が、製図や模型の授業で使う道具たちが詰め込まれています。
道具箱の内部は2段構造になっています。

 

 



上段には薄めの道具が入ってます。金尺が大小2本とスコヤは模型制作に使います。

そのほかカッター大(45°の刃)、小(45°と30°の刃)や、製図用のシャープペンなどなどが並んでます。

 

 



下段には各種接着剤や定規、ドラフティングテープ、コンベックスが入っています。

よく見ると救急セットも入ってますね。模型制作に夢中になるあまり、ケガをしてしまう学生さんのために用意してあるのですが、なるべくこれのお世話にはならないよう気を付けて作業しましょうね。

 

 



これは建築において無くてはならない三角スケール(略してサンスケ)です。

一見断面が三角形の定規のように見えますが、定規ではありません。距離を測るものです。

 

建築ではいろいろな縮尺で図面を描いたり模型を制作したりするので、

縮尺が合った目盛りを見ながら、「1/50の図面で1mはここからここまでだな」などと紙の上に印をつけ、定規に持ち替えて線を引くといった感じで使います。

正確な図面は描くためには目盛りが汚れたり消えてしまわないよう、大事に扱ってください。※写真のモノは、1/1から1/600に対応できます。

 

 



製図用のシャープペンです。

普段使っているものとの違いは、芯がクルクルと回転しないようにしっかりホールドされていることと、芯をカバーしている部分が長いことです。なので均一な線を引くには製図用のものが必要なんですね。

写真には芯の太さの違うペンが4本写っていますが、0.5が最もよく使う太さです。0.35は矩計図などの詳細図面を描くときに便利です。0.7は断面線をより太く描きたい時に使います。1.0などの太いペンは、アイデアを出してエスキスする時に使っています。なぜか太いペンのほうが落書きのような気分で自由に手が動くように思います。

ちなみに私は、1.3のマークシート用のペンと、0.9、0.7(青芯)、0.5の4本を愛用しており、芯はB、2Bあたりを使っています。とてもお世話になる道具なので、自分の筆圧、ペンの重さや持った感じなど、自分に合った道具を見つけてください。

さあまた一年頑張りましょうね!

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