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建築デザインコース

2022年02月01日

【建築デザインコース】建築デザインコースの学習の進め方

みなさんこんにちは。建築デザインコース研究室です。

本学建築デザインコース通信教育課程の学びは、TR科目・TW科目・S科目の3本柱からなります。そして、これらの科目の学習を助ける様々な取り組みがあります。前回のブログではTR科目のことを取り上げましたので、今回はTW科目とS科目について紹介します。

①TR科目(自宅でレポート課題+試験に取り組む科目)


【建築デザインコース】教科書を読んで学ぶ「TR科目」の特別講義を実施しました


 

②TW科目(自宅で作品課題に取り組む科目)


TW科目は、設計製図の技術のトレーニングをするものとしており、自宅で作品課題を制作する科目です。

初めの年次では製図・模型製作・文献参照の課題が多く、次第に住宅規模の設計課題に取り組み、後に設計条件に自由が多い創作力を鍛える設計課題に進んでいきます。

いずれの課題も、シラバスで出題されたものを自宅で制作し、提出して添削を受けるという形です。じっくり時間をかけて制作に取り組むことができるのですが、制作の進め方に迷うこともしばしばあるでしょう。

設計とは迷いながらすすめる創作作業ですので…。こうした独力での設計を手助けするものとして、設計のための教材制作を進めています。設計には天性の才能が必須ではなく、適切に知識を参照し、適切なプロセスで積上げていけば誰でもできるものですので、これを教材化しています。




③S科目(対面/遠隔で受講する科目)


S科目というのは、対面または遠隔で2日間授業に出席するスクーリング科目です。フィールドワークや複数回にわたる卒業制作もここに含まれます。事前課題で基礎的な知識とスキルを身に着け、スクーリングでは短距離走のように密度高く集中して演習を行います。

比較的短時間で取り組む課題ですので、うまく授業の流れに乗れるように、そして短時間でも密度高く知識とスキルを得られるように、スライドレクチャーや板書などの情報を取り込んで演習作業を行います。

スクーリングの最後に学生の発表があるときは、発表のしかたをレクチャーしたり、制作作品の講評では、作品単体の講評だけでなく建築デザインや建築史のなかでの位置づけをすることもあります。

建築デザインの学びは膨大で孤独、ではありません。

相互に連関する各科目に取り組みながら、次第に知識とスキルを身につけ、卒業する頃には見る目と作る手が養われて、自ら学ぶ方法が身につくはずです。こうした厚みのある学びの世界に漕ぎ出してみましょう!

 







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