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2022年04月18日
【イラストレーションコース】上達の基本はたくさん見て研究すること
こんにちは。イラストレーションコース研究室の虎硬です。
気温が高くなってきたと思ったらまた下がるような不安定な天気ですね。イラストレーションコースは今年も多くの新入生にご入学いただきました。すでに入学の喜びの声や多くの意気込みの声をいただいております。高校を卒業してすぐに進学した方もいれば、会社員として働き、その合間に勉強している方もいます。多様な学生がいることが通信の特徴でもあり、素晴らしい点の一つですね。

さて、今日はこれから絵を練習する方に向けて、ある意味でハードルの低いアドバイスになります。私は色々なシーンで「絵は描かないと上手くならないよ!」と伝えてきています。一方で描いて練習するのと同じくらいに「見る」ことも大切です。とにかく自分が優れていると思う作品を積極的に探し、よく観察することで自分の中にアイデアの引き出しを作ることができます。逆にそういったインプットをおろそかにして描いてばかりいても、いつまでも新しい引き出しを作ることができません。
イラストの知識は上達におおいに役立てることができます。それは作画技法だけではなく、作家の名前や作品などはもちろん、「自分は」こういう絵が好き、「自分は」こっちのジャンルはよくわからない、などの自身の感情を軸にした好みを理解することにも繋がります。つまり他者の作品をみることで自分についてより深く知ることができるのです。自分の感覚がわかると練習の進め方やイメージの練り込みの精度を高めることができます。
私がおすすめするのは、自身が興味がある作品を深掘りするのはもちろん、現時点であまり興味は持っていないとしても、流行のものや世間的に評価が高い作品を見たり体験することです。特に学生時代は単に自身の好み以外のものにも多くのアンテナを伸ばしていただきたいと考えてます。好む好まざるに限らず、それは良い意味で刺激となります。もちろん嫌なものを摂取することが目的ではないので、気分が悪くなってまで続けろとは言いません。ただ、世間が評価するものにはそれなりの理由があります。自分が感覚的に受け入れられなかったとしても、なぜそれが世の中で価値のあるものとして存在しているかを分析していくと良いと思います。
絵の仕事とは意外にも自分の好みのものが描けるわけではありません。得意なジャンルもあれば、苦手なモチーフもあり、生理的に少し嫌なシチュエーションもあるでしょう。それでも仕事を請けると決めた場合は最後までプロとして完遂させる必要があります。そういった場面では、先ほどの観察や研究が役に立ちます。特にプロを目指される方は普段から意識して作品を見ていってください。
イラストレーションコース|学科・コース紹介
気温が高くなってきたと思ったらまた下がるような不安定な天気ですね。イラストレーションコースは今年も多くの新入生にご入学いただきました。すでに入学の喜びの声や多くの意気込みの声をいただいております。高校を卒業してすぐに進学した方もいれば、会社員として働き、その合間に勉強している方もいます。多様な学生がいることが通信の特徴でもあり、素晴らしい点の一つですね。

さて、今日はこれから絵を練習する方に向けて、ある意味でハードルの低いアドバイスになります。私は色々なシーンで「絵は描かないと上手くならないよ!」と伝えてきています。一方で描いて練習するのと同じくらいに「見る」ことも大切です。とにかく自分が優れていると思う作品を積極的に探し、よく観察することで自分の中にアイデアの引き出しを作ることができます。逆にそういったインプットをおろそかにして描いてばかりいても、いつまでも新しい引き出しを作ることができません。
イラストの知識は上達におおいに役立てることができます。それは作画技法だけではなく、作家の名前や作品などはもちろん、「自分は」こういう絵が好き、「自分は」こっちのジャンルはよくわからない、などの自身の感情を軸にした好みを理解することにも繋がります。つまり他者の作品をみることで自分についてより深く知ることができるのです。自分の感覚がわかると練習の進め方やイメージの練り込みの精度を高めることができます。
私がおすすめするのは、自身が興味がある作品を深掘りするのはもちろん、現時点であまり興味は持っていないとしても、流行のものや世間的に評価が高い作品を見たり体験することです。特に学生時代は単に自身の好み以外のものにも多くのアンテナを伸ばしていただきたいと考えてます。好む好まざるに限らず、それは良い意味で刺激となります。もちろん嫌なものを摂取することが目的ではないので、気分が悪くなってまで続けろとは言いません。ただ、世間が評価するものにはそれなりの理由があります。自分が感覚的に受け入れられなかったとしても、なぜそれが世の中で価値のあるものとして存在しているかを分析していくと良いと思います。
絵の仕事とは意外にも自分の好みのものが描けるわけではありません。得意なジャンルもあれば、苦手なモチーフもあり、生理的に少し嫌なシチュエーションもあるでしょう。それでも仕事を請けると決めた場合は最後までプロとして完遂させる必要があります。そういった場面では、先ほどの観察や研究が役に立ちます。特にプロを目指される方は普段から意識して作品を見ていってください。
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