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日本画コース

2022年07月06日

【日本画コース】通信日本画コースの教員紹介 ー山田真澄 編ー

こんにちは。教員の山本雄教です。
これから入学をお考えの方はもちろんのこと、在学生の方も、先生方ご自身についてのお話しを聞く機会はなかなか無かったりするのではないでしょうか。作品やコメント、インタビュー動画などを通して、先生方の様々な一面をご覧いただければと思います!前回第一弾として松生歩先生をご紹介しましたが、今回は、山田真澄先生についての紹介です。

山田真澄|YAMADA Masumi


【プロフィール】
1990年東京芸術大学大学院保存修復技術日本画修了。
2011年「唐招提寺金堂荘厳展」多摩美術大学美術館。
2011年個展「邂逅」山田真澄日本画展、近鉄百貨店奈良。
2014年個展「山田真澄日本画展」近鉄百貨店上本町。
2018年「寧楽の会」展出品、近鉄百貨店奈良。
2018年「宇宙(そら)に訊(たず)ねよ ミュオグラフィが透視する科学と芸術のミライ」出品、多摩美術大学美術館。
2006年~2009年国宝唐招提寺金堂彩色復元事業参画。
2014年~2015年重要文化財長福寺本堂内彩色調査参画。
2016年~国宝薬師寺東塔初重内彩色復元事業参画。

【作品紹介】
ふと、描きたくなる。心魅かれるものを描いて来た。最近、今更ながらなぜ描きたかったのか考えるようになった。今の瞬間をとどめるために?繋げたいから?たぶん大きな時間の中で、描くという特性を得た私にはこれが役割のようなそんな気がして、筆を動かしているんだと思う。

空から地へ光となって降り注ぐ。それは命の受け渡しか。

 

「光降」 2014年 P12号



受け取られた光は大地に蓄えられ、生きる力となって咲き誇る

 

「春光」 2014年 SM



そしてまた光となって空へ還る。

 

「昇」 2014年 F4号



壁を前に立つと背中に多くのあしおとを感じる
この壁はどれほどのあしおとを聞いて来たのか

 

「あしおと」 2011年  150×75cm



天と地は無数の光となって命のやり取りをしている。

 

「昇流」 2014年 F20号



【インタビュー】
遥かな時間のなかで描く|日本画家 山田真澄先生(日本画コース准教授)インタビュー



こちらのインタビューでは先生が携わられた唐招提寺の調査・復元彩色についてや、写生からどのように作品になっていくのかの流れなどについて話されています。
学外での先生の活動を垣間見ることができ、とても興味深いですね~。また、写生についてのお話しは、お花の作品を描こうと思っている方には特に参考になります!

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