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イラストレーションコース

2022年07月12日

【イラストレーションコース】手のしぐさを工夫してバストアップの感情を表現してみよう!

こんにちは。
イラストレーションコース研究室の大塚です。



バストアップのイラストを描いた際に証明写真のような感情のないイラストになってしまったことはありませんか?そんな時は手のしぐさを工夫して感情を表現してみよう!というお話をします。

顔の表情においては、眉毛や目や口の形を工夫して感情表現をすることができます。しかし、あなたにとって「とても嬉しいことがあった時」「とても悲しいことがあった時」に顔の表情だけを変えて感情表現をするでしょうか?
嬉しい時はガッツポーズをしたり、悲しいことや恥ずかしいことがあった時は手で顔を隠すこともあると思います。

いくつかの作例を交えながら解説していきます。



手でどのくらい感情が伝わるかをお伝えするためにあえて表情は変えていませんが、いかがでしょうか?なんとなく、ワクワクしている様子が伝わり、顔の表情も最初のイラストよりイキイキとして見えるのではないでしょうか。



こちらは頭を抱えているイラストです。何かに悩んだり落ち込んでいるようにも見えます。
表情とのアンマッチは目立ちますが、手で頭を抱えるだけでキャラクターに何かとんでもないことが起きたことを伝えることができます。



こちらは手で顔を隠しているので、恥ずかしいことがあったように見えます。さらに肩を落とすような描写があれば、悲しくて泣いているような感情表現にもできます。



こちらは両手の指先をあわせており穏やかな感情を受け取れます。カフェで友達とお話をしている時や、楽しい考え事をする時などにこのようなポーズをとってしまうと思います。

顔を魅力的に描写することはとても重要ですが、そこに手のしぐさを加えることで伝えたいことをより伝えることができるようになります。ご自身の描きたい感情を考え、どんなしぐさをするのか内省することが、作品を制作する上でヒントになれば幸いです。

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