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2022年08月04日

【洋画コース】塑像をつくり、構造の理解を深める(「洋画ll-1」スクーリング紹介)

こんにちは。洋画コースの富士です。
今回は、先日開講された、洋画コースのスクーリング科目「洋画ll-1(人体油彩2)-塑像と油彩-」についてご紹介します。

今回のスクーリングでは、実際のモデルさんを目の前に人体塑像と油彩の制作をします。
こちらは1年次配当の科目で、本年度入学された学生さんも多く参加されました。

「塑像」とは立体造形のことで、粘土で造形をします。
油絵を描くのに、塑像!?と思う方もおられるでしょう。しかし、塑像は構造の理解を深め、デッサンや油彩で立体的に描く際に非常に役立つものの捉え方につながるのです。

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まずは心棒をつくります



塑像は心棒をつくるところからはじめます。学生の皆さんも戸惑いながらも準備を進められていました。
美術を学ぶ時にはじめてのことに出くわすことは多いと思いますが、それが醍醐味でもあります。うまくいかないことも制作の楽しみですね!



粘土をつけて人型の形成をしていきます。
粘土をつけるだけでなく、とったり、削ったり、濡らして伸ばしたり・・・。素材に対してこちらのアプローチの仕方を変え、発見しながらの制作が楽しいです。

ずらりと並ぶ塑像たち



並べて講評。

塑像の次は油彩。前半の塑像で学んだことを活かして油彩の制作です。
一度塑像で身体を作っているので、見えない部分も想像しなら制作できたのではないでしょうか。

色彩の表現も大事になってきます。
影は黒いのではなく、暗い。影にも色味を感じられるんです。


デッサンや油彩の場合であっても、対象物を見るだけでなく手で実際にふれて形を確かめてみるのは大事ですね。絵のなかで対象物に触れるように描くことができましたね。

(洋画コース 富士篤実教員)

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