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洋画コース

2021年07月05日

【洋画コース】光の中で描く風景

皆さんこんにちは。洋画研究室です。
今回は5月に行われたスクーリング授業、「洋画Ⅲ-2(風景を描く)」の様子をお届けします。

一括りに風景画題とはいえ捉え方はさまざまですが、ここではモノ自体の説明再現に留まらない風景全体の空間表現がポイントです。


具体例として制作現場をみておきます。
本学周辺の眺望ですが、手前の木々(近景)、平坦な街並みの連なり(中景)、向こうの山並みや雲(遠景)。
モナリザの背景で有名な「空気遠近法」がありますが、この景色も奥に行くほど空気の層を受けて青みがかって見えますね。
それぞれに良い場所を見つけ、制作します。

授業日程と課題内容


1日目:導入・小講義、場所決め、制作11:00~17:00、講評会
「素描」鉛筆orボールペン/実制作5時間

2日目:水彩ガイダンス、制作10:00~16:30、講評会
「水彩画」透明or不透明水彩/ 実制作5.5時間

 

受講生12名「素描と水彩画」全24作品



 

講評会の様子



風景画は刻々と変わる光のなかで描くライブ感の強い画題です。
5月の爽やかな風を受けながら風景を見つめた時間が素描と水彩画として2点、作品になりました。

スクーリング授業には、自分以外の学生の作品を見たり、講評を聞くことで
新しい見方を知ることが出来ます。
皆さんもぜひ一度普段生活されている、身の周りの景色に目を向けてみてください。
描いてみたい景色が見つかるかもしれません。

過去のブログでも、洋画コースのスクーリングを紹介していますので、ぜひご覧ください。

洋画コース | 学科・コース紹介

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