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2022年08月31日
【芸術教養学科】デザイナーとして大学教育で実現したいこと
芸術教養学科学科長の早川克美先生がWebマガジン「アネモメトリ」へ寄稿されたコラムのまとめをお届けいたします。
日本のデザイン教育や社会人の学び直しについて、ご自身の大学院進学の経験、本学での教育を通じて目指したいこと、最近考えていること等。あらたに大学での学び直しを考えている方や、デザイン領域への知見を深めたい方等にとって大変示唆に富んだ内容となっております。是非ご一読ください。

Webマガジン「アネモメトリ」#323「大学で実現したいこと」より
Webマガジン「アネモメトリ」#333「ひとつひとつ」より
Webマガジン「アネモメトリ」 #348「論理的思考・デザイン思考・アート思考」より
Webマガジン「アネモメトリ」#328「オンラインのリアル」より
Webマガジン「アネモメトリ」#257「学び、生きること」より
その他にも以下記事がご覧いただけます。
▼らせん思考の可能性
https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/essay/11084/
▼人生の目標
https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/essay/6699/
▼研究ノート デザインという暗黙知
https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/essay/5550/
▼デザインの次にくるもの
https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/essay/2718/
🔗本学が運営するWebマガジン「アネモメトリ」もご覧ください(芸術教養学科では本サイトの「特集」記事を教材として使用しています。)

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日本のデザイン教育や社会人の学び直しについて、ご自身の大学院進学の経験、本学での教育を通じて目指したいこと、最近考えていること等。あらたに大学での学び直しを考えている方や、デザイン領域への知見を深めたい方等にとって大変示唆に富んだ内容となっております。是非ご一読ください。

なぜ世の中は、デザインへの理解が乏しいのか?それは「教育」が大きな原因になっていると考えられる。デザイナーを育成・養成する大学はそれなりにある。しかし、芸術に関することを学ぶ大学生は、日本全国の中で3%にすぎず、そのうちデザインを学んでいる学生は全体の1%なのだ。これはデザインを理解している層が少数派であることを示している。そして、デザインを学んでいない圧倒的多数の人は、デザインを発注する側だったり、ユーザーだったりする。
Webマガジン「アネモメトリ」#323「大学で実現したいこと」より
感性や思考は、もっと時間の積み重ねの必要な身体的な営みだ。1日やそこらで自分を変えろと言われても変えることができないように、自分を司る感性や思考はちょっとやそっとでは変わらない。学びとは、情報を入手し、先達の成功体験を見様見真似で経験し、自分自身を見直し、幾度も経験し、小さな成功体験を経て、やっと自分のものになるものだ。夢中になったり、苦悩したりの段階を積み重ねていくこと、すなわち「体験~経験」という身体に刻み込むような営みの先に、学びからの成長がある。
Webマガジン「アネモメトリ」#333「ひとつひとつ」より
昨今、ビジネスの現場においても「デザイン思考」や「アート思考」が注目されるようになった。それぞれがどのようなものなのか、そして両者には関係性があるのだろうか。これらに答える前に、これまでの常識であった「論理的思考」をふりかえりつつ、それぞれの思考について述べていきたい。
Webマガジン「アネモメトリ」 #348「論理的思考・デザイン思考・アート思考」より
身体性への課題と、オンラインとリアルの関係については、コースの設計時より根幹をなす課題と認識しており、これらをクリアし、いかにして知の獲得を促すことができるかを授業デザインのテーマとしている。筆者が考えた方法は、社会構成主義を背景とした、「体得」の仕掛けだ。社会構成主義とは「知は個人の中ではなく集団の中でわかちもたれている」という考え方だ。
Webマガジン「アネモメトリ」#328「オンラインのリアル」より
「旅において出会うのはつねに自己自身である。自然の中を行く旅においても、我々は自己自身に出会うのである。旅は人生のほかにあるのでなく、人生そのものの姿である。」
これは哲学者・三木清の言葉だ。この言葉の意味を最近あらためて考えている。すべての出会いや分岐点は、決して受け身ではなく、自らが選び定めてきたことなのだと感じる。自己効力感はもとより、後悔や反省も、弱い自分の選択に他ならず、どんな道をどのような足跡を残してきたかは、まさに自己自身なのだ。そして、私は、どう生きていくべきか、について幼い時から何故か(笑)ずっと悩んでいる。
Webマガジン「アネモメトリ」#257「学び、生きること」より
私自身、46歳で大学院の門を叩き、進学した経験があります。それまでの私は、デザインの世界で一定の成果を出し、第一線で活躍する方々との交流から築いた人脈を持ち、幾度とない修羅場のような現場を乗り越え、それなりに自分のやってきたことに自負がありました。
しかし、そんな私が大学院に入学すると、これまでの実績が、学びの世界ではほとんど役に立たない事態に遭遇することとなるのです。
【芸術教養学科】社会人が学ぶということ〜自負と謙虚
その他にも以下記事がご覧いただけます。
▼らせん思考の可能性
https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/essay/11084/
▼人生の目標
https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/essay/6699/
▼研究ノート デザインという暗黙知
https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/essay/5550/
▼デザインの次にくるもの
https://magazine.air-u.kyoto-art.ac.jp/essay/2718/
🔗本学が運営するWebマガジン「アネモメトリ」もご覧ください(芸術教養学科では本サイトの「特集」記事を教材として使用しています。)

🔗芸術教養学科|学科・コース紹介

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