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染織コース

2022年09月12日

【染織コース】それぞれの思いを染める -夏の思い出-

皆さんこんにちは、通信染織コースの梅崎由起子です。
9月になり、秋が近づいてきましたね。
今年の夏はどのようにお過ごしになりましたか?

私の夏の思い出エピソードを少しご紹介します。
夏の風物詩「ツバメの寝ぐら入り」に平城宮跡で偶然遭遇し、とても感動をいたしました。夕焼けを背景に6万羽のツバメ達がヨシ原に降り立つ姿は日本の原風景のように感じ守っていきたいですね。

 

                                                   ツバメの寝ぐら入り(平城宮跡)



淀川の花火大会!3年ぶりの開催でした。全国から集まった花火職人達が腕を競っていましたよ!1時間ほどの花火show、大都会のネオンを背景に夜空に上がる花火は圧巻でした。本当にすごい!

 

                   淀川の花火大会



夏から秋へと季節が変わってきますね。空を見上げると「行き合いの空」が広がっています。空も夏と秋の空が入り混じったなんとも不思議な様子で、変化が面白く空を見上げる楽しみができました。

 

                    行き合いの空



学生達には作品制作する時にいつも心に響いたことを形にするように心がけてもらっています。自分自身が何を面白いと感じたのか、同じ物を見てもそれぞれ視点は違うはずなのです。自分と向き合うことが作品制作には大切なことですよね。 

 

先日、「藍色絞りの浴衣を染める」のスクーリングが開催されました。それぞれの思いを絞り技法で表現し、浴衣を染めるスクーリングです。
浴衣1着は13mあります。皆一生懸命絞ってきました。縫絞りだけでなく、思いがけない道具を生地に取り付けて染めている学生もいましたよ!表現は無限大ですね。

🔗染織コース | 学科・コース紹介

 

                  絞ってある浴衣生地1



                  絞ってある浴衣生地2



                  絞ってある浴衣生地3



染め上がりました!絞りは大変プリミティブな手法ですが、存在感がありますね。これは、何をイメージしたものでしょうか?

 

                    染め上がり1



                     染め上がり2



さぁ!出来上がった作品をそれぞれが展示をします。

 

                    学生作品展示



展示が完了しました。

 

                    学生作品展示完了



これから、合評が始まります。作品について皆の前で語る貴重な時間です。

こちらのスクーリングは1年生の課題です。自分で染めた浴衣を一度は着てみたいと思いませんか?色々な思いを浴衣に染め上げる素敵な時間となりました。

 

      空いた時間にTシャツを染める学生もいましたよ!



 

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▼染織コース紹介動画(教員インタビュー)





 

🔗京都芸術大学 通信教育部 染織研究室ブログ
研究室が在学生・卒業生向けに情報発信しているブログです。こちらでも授業の様子や展覧会の情報などが豊富です。

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