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染織コース

2022年02月25日

【染織コース】2022年度よりスクーリングの遠隔化がさらに拡充しています!

こんにちは。通信染織コースの久田多恵です。コロナ禍が続いていますがお変わりなくお過ごしでしょうか。2020年度、私たちの生活は新型コロナウィルスに翻弄されました。皆さんの生活も大いに影響を受けられたことと思います。大学でのスクーリングは対面授業を開講することができず、慌ただしく準備をして遠隔授業を行いました。

 

遠隔授業の様子 実習室から配信しています



 

2021年度は少し落ち着き、感染拡大防止対策を取って対面スクーリングを開講しています。否応なく始めた遠隔スクーリングですが、この経験を活かして現在スクーリングの遠隔化を進めています。遠隔スクーリングはコロナ対策にとどまらず、遠方に住んでいる学生の皆さんにとって大きな利点があることが実感できました。また遠方に住んでいるかどうかに関わらず、様々な事情で登校が難しい場合でもスクーリングを受講することができます。遠隔スクーリングは通信教育の履修を順調に進めるための大きな助けとなります。

 

遠隔授業の様子 卒業制作スクーリング



 

2022年度は染織コースの約半数のスクーリングで「遠隔出席」か「対面出席」かを選ぶことができるようになります。そして来年2023年度はさらにほとんどすべてのスクーリングで選択が可能になります。(3年次の選択必修スクーリングでは遠隔授業のみ、または対面授業のみの科目も設定する予定です)

▼スクーリング日程表2022(PDF)
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/course/pdf/schooling_2022.pdf

 

対面授業の様子 描写スクーリング



 

選択できるということはとても大切で、学生の皆さんの中には対面授業を受けたいという希望を持っている人もいます。対面授業には対面授業のよさがあり、手から手へ技術を伝える授業では、実際にデモンストレーションを見ながら実習を進めることができます。遠隔授業でも同じようにオンラインで配信するデモンストレーションを見ることができます。

 

対面授業の様子 東京外苑キャンパスでの色彩スクーリング



 

さて染織というと道具や作業場所も必要で、遠隔化にはいろいろな工夫が必要です。2022年度と2023年度の2年をかけて遠隔化を進めるのは授業を受講する学生の皆さんと科目を担当する教員ともに無理がない体勢を慎重に築いていきたいと考えているからです。自宅でスクーリングを受講するとなるとインターネットの環境を整えて、課題作品制作に必要となる材料や道具を揃える必要があります。どこに住んでいても手に入る材料、道具であるかどうか、検討を重ねていきます。

 

スクーリングでの作品制作



 

インターネットを利用した学習ツールであるairU(エアー・ユー)も遠隔授業にとって心強い助っ人です。スクーリングの実習内容を動画や静止画の教材で事前に見ておくことや、授業後の復習に役立てることができます。

 

自宅制作の実験 絣の布を織るスクーリング



 

▼パソコン操作に自信がない学生へのサポート体制もあります!

「オンライン学習」のサポート体制-パソコン操作の基本編-


日本全国に在学生がいて、北海道や沖縄在住の人もいます。遠方から大きな荷物を持ってスクーリングに出席する学生の皆さんの熱意にはいつも勇気付けられています。少しでも負担を減らして履修しやすくなるよう、遠隔化を進めていきたいと思っております。卒業を目指すこと、さらには卒業後の活躍を目指して履修を進めていきましょう!

 

卒業制作展の様子



卒業制作展の様子



卒業制作展の様子



 

こちらは染織コース卒業生が自由が丘に開店したお店です。「そめなや」店主からのメッセージです。

天然染料の染め屋「そめなや」

天然染料で染めたストールやインナー類、

オーガニックコットンのハンカチやタオル。

そのほかに染色キットや助剤、被染物なども揃えています。

また不定期にワークショップも予定。

染織家の方達の困ったに応じるサポーター店舗です。

ぜひお立ち寄りをお待ちしています。

https://www.facebook.com/somenaya

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そめなや店内



そめなや店内



そめなや店内



 

 

 

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