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イラストレーションコース

2023年03月15日

【イラストレーションコース】研究室スタッフのペンタブレット事情

 



こんにちは。イラストレーションコース研究室のkaitoです。

イラストレーションコースでは入学を検討されている方や入学予定の方から、説明会でよく「ペンタブレット」についてご質問をいただきます。今回は、講師の先生や研究室スタッフからヒアリングしたペンタブレット事情についてご紹介します。

①デジタルで絵を描く機器について


デジタルで絵を描くには、iPadなどの「タブレット」を使用して直接描く他、PCに「ペンタブレット」(通称:ペンタブ、板タブ)や「液晶ペンタブレット」(通称:液タブ)をマウスのように接続して描くことが一般的です。


・タブレット


iPadなどモニタとパソコンが一体化したタッチパネル機能を搭載した携帯端末。

・ペンタブレット(ペンタブ、板タブ)


板状の入力デバイスに専用のペンを使用して描くように入力できる装置。パソコンやノートパソコンに接続して使う。

・液晶ペンタブレット(液タブ)


モニタと入力デバイスが一体化しており、専用ペンで画面に直接描くように入力できる装置。パソコンやノートパソコンに接続して使う。

上記は私物や他の方からお借りできた機材の写真です。絵を描くためのタブレットやペンタブレットにも、たくさん種類があることがわかりますね。

 

②虎硬先生の場合


虎硬先生は通称「板タブ」と呼ばれるペンタブレットのうち「wacom intuos pro L」を使用しています。上部の色々な機材写真のうち、右上の「wacom intuos5 M」の後継機でひとまわりサイズが大きいものです。

 

③シルバー先生の場合


なんと、シルバー先生はwacomの板タブ・液タブのほぼ全ての製品を試してきたことがあるそうです。現在は「wacom intuos pro M」を使用しています。上部の色々な機材写真のうち、右上の「wacom intuos5 M」の後継機でサイズもほぼ同じです。虎硬先生が使用している「wacom intuos pro L」もお持ちで、そちらも使いやすいとのことでした。

 

④大塚先生の場合


iPad proを使用しています。上部の色々な機材写真のうち、左上の「iPad Pro(2017モデル)」の後継機を使用しています。線画や仕上げなどもiPad proでそのまま行うそうで、とにかく持ち歩いてどこでも描けるという点がメリットだそうです。

 

⑤kaitoの場合


私はwacomの板タブレットを数台乗り換え、現在はcintiq pro 24というwacomの液タブを使用しています。上部の色々な機材写真のうち、右下のものです。

 

私は漫画家をしており、細かい線や微妙なタッチを表現するため、描き込みがしやすい大型の液晶ペンタブレットにしました。液晶ペンタブレットは机に平置きして使用して肩・首コリに悩まされる方の話をよく聞いていたので、アームスタンドで垂直に近い角度にして使用しています。板タブを使っていた頃は滑らないように手に力が入り腱鞘炎に悩まされていましたが、液タブに変えてからは腱鞘炎も治りました。大型の液タブは持ち運びができないので家でしか作業ができないことや、かなりのスペースを取ることはデメリットです。

まとめ


今回ヒアリングしただけでも使用している機材はバラバラでした。ですが、どの方も「実際に色々触ってみてどれが自分にあうか試してみるのが一番良い」とコメントされていました。細かい描き込みをしたい方は、板タブならMサイズ以上、液タブなら16インチ程度以上を使用していることが多そうです。また、ラフはiPad、仕上げは板タブなど、必要に応じて使い分ける方もいますので、家電量販店などで実際に触ってみることをお勧めします。

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