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陶芸コース

2023年07月20日

【陶芸コース】今夏、おすすめの陶磁器の展覧会を紹介いたします!

皆さん、こんにちは。通信陶芸コース教員、楢木野淑子です。

今回は現在開催中、そしてこれから開催されるお勧めの陶磁器の展覧会を紹介します。どちらも京都での展覧会ですのでぜひ最後までご覧ください。

まず一つ目の展覧会は京都国立博物館 平成知新館3F-1で開催されている特別展示「茶の湯の道具 茶碗 」展 です。(2023年6月20日(火)から9月10日(日)まで)

室町時代、茶の湯の文化と共に飲むための道具としての役割に加え、手にとって鑑賞するとことのできる道具として発展してきた茶碗の歴史を知ることができます。鑑賞する道具というのは他者とのコミュニケーションのツールという側面も持ちます。

陶芸コースで学ばれている皆さんはきっと名品と呼ばれる茶碗を直接見ることで、なぜそれらが名品と呼ばれるのか、その時代から現在における茶碗の価値などを思い考え、それらが歩んできた歴史に心を寄せることができるのではないでしょうか。

また当時の制作方法などを想像しながら鑑賞すると、発見があったり、参考になるところがあったり、とても面白く学びのある時間になると思います。

さらに他にも関西の美術館、博物館にて茶碗の展覧会が開催されます。この機会に色々鑑賞してまわりたいですね。

他にも京都国立博物館の特別展示「茶の湯の道具 茶碗 」ホームページでは、シンポジウムのイベント情報なども掲載されています。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください!

特別展示「茶の湯の道具 茶碗 」展
京都国立博物館 平成知新館3F-1
2023年6月20日(火)から9月10日(日)まで

月曜日休館(7月17日(月・祝)は開館、翌18(火)休館)
9:30~17:00(入館は16:30まで)
〒605-0931
京都市東山区茶屋町527
▼他詳しい情報はホームページをご覧ください。

https://www.kyohaku.go.jp/jp/exhibitions/feature/b/chanoyu_2023/

 

さて次は京都国立近代美術館で開催される「開館60周年記念 走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」展です。(2023年7月19日(水)から9月24日(日)まで)

走泥社とは1948年に京都で結成された陶芸家によるグループで、日本の陶芸史において非常に重要な役割を果たしています。今の皆さんの制作にも直結するような、歴史、作品、思考など、大変興味深い展覧会になってると思います。

50年間の活動をぜひご覧ください!

そしてこちらの展覧会もホームページにて関連イベントの記念講演会が掲載されています。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください!

開館60周年記念 走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代」展
京都国立近代美術館
2023年7月19日(水)から9月24日(日)まで

月曜日休館(8月14日(月)・9月18日(月・祝)は開館)
10:00~18:00
金曜日は20:00まで開館
(入館は閉館の30分前まで)
〒606-8344
京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
▼他詳しい情報はホームページをご覧ください。

https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionarchive/2023/454.html

 

ここまでお読みいただきどうもありがとうございました

 

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陶芸コース研究室ブログ
研究室が在学生・卒業生向けに情報発信しているブログです。こちらでも授業の様子や展覧会の情報などが豊富です。

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