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2024年01月02日
【初心者でも大丈夫!】基礎から学べる通信教育部のカリキュラムとは?

これから出願するかどうか検討をはじめるといった方に向けて、ぜひ知っていただきたい初心者でもイチから芸術を学ぶことができる本学の特長をいくつかご紹介いたします。
入学のしかた|2025年春入学出願受付中!
入学前に芸術やデザインを学んだ経験は本学では問わず、初心者の方でも基礎から学べるようにカリキュラムや様々なサポート体制を用意しています。実際、新入生のほとんどが未経験者ですが、みなさん学びはじめると、苦労を重ねながらも楽しそうに課題に取り組んでいる様子がうかがえます。
それでもやはり「学習についていけるのか心配」「はたして自分にできるのか不安」と迷っている方の参考に、なぜ初心者でもイチから学べるのか?さまざまな本学の仕組みをご紹介します。
初学者を想定したカリキュラム編成
カリキュラムとは一定の教育の目的に合わせて、学習者の習熟度に合わせて教育内容と学習支援を総合的に計画したものを指しますが、本学ではすべての学科・コースではじめて芸術・デザインを学ぶ方を想定してカリキュラムが編成されています。

もちろん芸術・デザインの制作や研究のベースをお持ちの方でも、専攻する芸術分野を網羅的にカリキュラムを通じてしっかり学ぶことで、技術だけでなく自分自身が気づいていなかった芸術の意義や、真意を理解することにつながり、そこをベースにすでにあるスキルより磨きあげ、より深い思考や幅広い視点をもった、高度な作品の制作や研究に取り組んでいくことができます。
また入学するコースの専門教育科目以外の共通科目などで、苦手な分野、また不得手な分野を補完することも可能です。
まずピックアップしてご紹介したいのが、共通科目の「ことばと表現」「論述基礎」。はじめてレポート執筆に取り組む方にオススメです。レポートや論文を書く上での日本語表現の基礎力を身につけることができます。

また、デッサン科目も人気です。美術科コースの方はもちろん、他コースの在学生にも“観察する目を養う”という点でオススメです。

またその他にもオンライン学習にスキル的についてけるか心配という方向けには「オンライン授業入門」というスクーリング科目や、任意のオンライン学習サポートガイダンスも実施しています。パソコンやデジタルに苦手意識がある方はぜひそちらを積極的に受講してください。
▼共通科目の詳細はこちらをご覧ください。
コースの垣根を越えて広く芸術全般を学べる!共通科目のご紹介
またカリキュラムにない技術やスキルを身につけたいという方にオススメなのは、一般公開講座「藝術学舎」です。
年間250以上の多彩な講座を開講しており、単位認定される講座も多いため、通信教育部の在学生が多く受講しています。

このように、入学したコースの専門教育科目はもちろん、苦手や不得手を補完する科目を履修すること。またさらに知見や技術を広めたい場合は共通科目や芸術学舎などでかなり柔軟に自分にあったカリキュラムをご自身で作っていただけるようになっています。
繰り返し学ぶ・不合格でも年度内なら再チャレンジで単位修得できる

「課題や試験が不合格になったらどうしよう」と不安な方も多いかもしれません。課題提出や試験の受験機会は年度内に複数回あり、一度不合格になっても再チャレンジできる仕組みです。

例えば4月に提出したレポートが不合格になった場合、7月・10月・1月に再提出できます。(作品課題の場合も同様です)
課題返却時には、教員から詳しい講評文が届きます。もし不合格だった場合は、教員からのアドバイスを踏まえて再提出し、学びを深めましょう。
また教員からの添削例もこちらのページでも紹介しています。添削担当教員だけでも1000人以上在籍し、丁寧かつきめ細やかな添削指導を受けられます。卒業生からも添削指導がとても役立ったし、励みになったと言っていただくことも多く、通信教育部の要として本学が最も注力していることのひとつが添削指導です。

対面での指導では抽象的になりがちな事柄もびっしりと具体的に書いていただけますので、後で見返したり後年に渡っての学習の宝になります。

レポート課題への添削例。定型文ではなくひとりひとりに対してよかった点や修正するともっとよい点などを的確に指摘していただけます。
学習サポート体制
みなさんの学習をスムーズに進めていただくための様々なイベントや企画が学科コース別で実施しています。以下で一部をご紹介します。
・入学後、必ず参加しよう!「新入生ガイダンス」

入学されたらまず最初に必ずご参加いただきたいのが学科コース別の「新入生ガイダンス」です。4月~5月にかけて複数回開催されます。ここでは卒業までの学習計画の立て方、科目の履修形態(学び方)、テキストの紹介などの詳細のほか、機材や道具類など、自宅学習がベースとなる通信教育部の学生の皆さんがそれぞれで学習をスムーズに進めていただくためのレクチャーを丁寧に行います。
- コース担当教員、事務局スタッフの紹介
- 学生同士の自己紹介
- 卒業までの履修の流れ
- 科目の学び方、履修形態について
- 機材や道具、テキスト等の紹介
などなど……
会場も京都・瓜生山キャンパス、東京・外苑キャンパスのほか、コースによっては対面と同時並行でオンライン参加も可能であったり、後日アーカイブ動画配信をしたりと、忙しい社会人でも必ず参加できるようになっていますので、ご安心くださいね。

テキストの紹介

自宅での学習環境例の紹介(建築デザインコース)

美術科のコースは道具の紹介や少し実演することもあります(写真は陶芸コース)
・学習中の不明や疑問を解消!airUコンシェルジュ、チャットボット機能

「何をすればいいのか分からない……」という方は、まずは「コンシェルジュ」から問い合わせてみましょう。こんなことを聞いても良いのかな、と躊躇されることは全くありません。今年の新入生の皆さんからは、たとえば以下のような問い合わせがありました。
・何から始めたらいいのですか?
・スクーリングの申し込み方法が分からないです。
・ガイダンス資料はどこで見られますか?
このように、気軽に問い合わせをする場として「コンシェルジュ」は活用されています。
大学からの回答を参考に、学習用webサイト「airUマイページ」を見たり、課題に取り組んだりしていくうちに通信教育部の学びに少しずつ慣れることができるはずです。
・教員に相談できる!「学習相談会」
こちらも学科コース別に開催されているのが「学習相談会」イベントです。現在取り組んでいる課題に関する質問はもちろん、自分の学習計画に関する相談、どうしてもうまくできない部分についてなど……、入学したコースの教員に学習に関するあらゆることが相談できる機会を随時設けています。こちらもオンライン開催をベースに対面(京都・東京)で開催することもあります。
具体的な相談事がない場合や、学習へのモチベーションが下がっているなどの際も、教員や学友と顔を合わせる機会をつくることで刺激をうけ、もうちょっとがんばろう!と前向きな気持ちになれるので絶対参加してた!と話してくれた卒業生もいらっしゃいます。ぜひ積極的に参加してくださいね。


また、完全オンライン課程の手のひら芸大・芸術教養学科では学習支援イベントとして、芸術活動がある各地に出向く学習遠足と相談会を組み合わせたイベントを開催することもあります。学習はオンラインで完結しますが、それ以外で対面で教員や学友と交流する機会も用意されています。

横浜の三渓園での学習相談会の様子(芸術教養学科・手のひら芸大)
それぞれの分野で学びを活かす、卒業生たちのご紹介
最後に、芸術やデザインの経験がなく初心者から学びはじめ、現在もそれぞれの分野や地域で学びを活かしている卒業生のみなさんを紹介します。以下特設ページにて卒業生のインタビューをご紹介しております。カテゴリーで「初心者」を選んでいただくと初心者としてイチから学びはじめた方のお話をご覧いただけます。是非卒業生たちそれぞれのストーリーを読んでみてください。
特設ページ|卒業生の声

まったく未知の世界に飛び込むには、その状態自体がとても不安定ですし、社会人や人生経験があればあるほど、これまで培ってきた自分自身の経験が通用しない状態に不安を覚えることもあると思います。しかしそれこそが「新しい自分に出会う」チャンスなのではと、わたしたちは考えます。普段の生活やビジネスと違って、芸術や大学というアカデミアの世界はほとんどのことがわからない、未知の物事を発見していく分野であり学問の世界です。
わからないことに触れる、まだ知らない自分に出会える。
そういうどっちつかずの状態である「学生という身分」を、どうぞ楽しんでいただければと願っています。ぜひみなさんのご入学をお待ちしております。
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