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歴史遺産コース

2023年08月08日

【歴史遺産コース】スクーリング科目「歴史遺産III-1(美術品の調査方法)」のご紹介

こんにちは。歴史遺産コース業務担当非常勤講師の上村正裕です。まだまだ厳しい暑さが続きます…。

本日は歴史遺産コースのスクーリング科目の1つ、「歴史遺産Ⅲ-1美術品の調査方法」についてご紹介したいと思います。
本科目は京都・東京ともに開講されており、シラバスには以下のような記載があります。

「「卒業研究」のテーマによって活用する可能性のある資料を、実際に自分で手に取って調査するための基本的な心構え、知識、技術を学びます」

卒業研究には様々な研究テーマがありますが、中には古文書や仏像を対象とするものもあり、必要に応じて調査を行うこともありますので、実物を取り扱う本科目は大変重要といえます。
京都では仏像、東京では巻子・掛け軸が主に取り扱う内容となりますが、今回は私がアシスタントとしてここ数年立ち会っている東京の方を中心にお話しすることにします。

初日の授業風景



実物を取り扱うといっても、そのための知識がなければそれもままなりません。
そこで、初日はもっぱら座学で美術史の概要や調査の心構えなどを学びます。

巻子の扱い方を説明する土屋先生



 

そして2日目。巻子などの取り扱い方法の解説が始まります。
本科目を長年担当されている土屋貴裕先生は東京国立博物館にお勤めで、大変豊富な経験にもとづく解説に学生さんも熱心に話を聴いているのが印象的でした。

もちろん話を聴いているだけでは、資料の取り扱い方をマスターすることはできません。
受講生がいくつかの班に分かれて、グループワークを行います。

掛け軸をかける練習もします。まずは先生のデモンストレーションから。



先生による掛け軸の取り扱いに関するデモンストレーションがあり、その後各班で巻子や掛け軸を実際に手にとって作業することになります。
もちろん単なる「練習」だけではなく、実際に調書を作成し、グループで選んだ作品がどのような由来を持つものなのか、辞典やネット検索などで調べながらグループワークを行うのですが、案外チームワークも重要かもしれません。

なぜなら、このグループワーク、最終的には各班による発表があるからです。

グループワークの風景。皆さん、真剣です。



各班のグループ発表に先生が講評をして実習形式の授業は終了。最後に試験があります。
本科目で実物を扱ったからといって、すぐにマスターできるというわけではありませんが、学生さんにとっては貴重な機会となります。

歴史遺産コースの学びは、決して座学やテキスト科目によるレポート添削のみではありません。
一般的な通学課程と変わらない、濃厚な時間がそこにはあるのです。

歴史遺産コースでは様々な科目を開講することで、学生さんの学びを支援しています。
是非一緒に学んでみませんか。

歴史遺産コース|学科・コース紹介

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