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建築デザインコース

2023年09月08日

【建築デザインコース】日々のスクーリングでの学び

皆さん、こんにちは。建築デザインコースの小寺です。

今回は先日覗きに行った「Ⅲ-3集住」のスクーリングの様子をレポートしたいと思います。入学検討者の方はもちろん、特に入学初年度の方には、本記事にて上の学年の授業風景を見て今後の学習の参考にしてもらいたいです。

早速、どんな「スタディ」をしたり作品を作ったりしているのか見ていきます。

▼「スタディ」とは・・・。

図面を描いて模型を作り、また新たな悩みを発見し、そして決断し、また図面を描いて模型を作り…という「悩みながら進んでいくプロセス」を建築デザインでは「スタディ」といいます。

【建築デザインコ―ス】悩み、決断し、進んでいく建築のプロセス=「スタディ」とは


こちらは何やらプログラムをゾーニングしたボリュームスタディですね。

このように色分けして積んでみたり、並べてみたり色々なバリエーションを試すことはとても大事です。立体でゾーニングを確認することで、自分でも気付いていなかった良さを発見したりします。これだ、とピンとくる瞬間がたまらないですね。

また、他人が見てもすぐ理解できるので、伝わりやすい・意見をもらいやすいという良さもあります。2日間と限られたスクーリングではそのような工夫はとても大事ですね。

次にこちらは、敷地に対してのボリュームスタディでしょうか。

色々並べてみた痕跡が伺えます。そして、屋根をどうかけるか思案中?の様子。どうにも行き詰まる時は、とにかく縮尺を変えて考えてみると良いです。(自論)

1/100で考えていたものを1/500で、敷地周囲を広範囲に見てみる、とか。すると不思議と突破口が開けたりして、ピンとくる瞬間がたまらないですね。

こちらは手書きの図面を和気あいあいと描いている様子。

基本的に描いている最中は集中していて張り詰めた空気であることも多いですが、たまに隣近所の学生と雑談してリラックスするも良し、意見し合うことで案の変更をしてみるのも良しで、一人でこもらないで作業することはとても大事です。

そのために対面授業だけでなく、遠隔授業でも学生皆さんの作業中の様子をオンラインで把握し合える状況にしています。対面の方がどうしても気軽にコミュニケーションが取りやすいですが、遠隔でもぜひ積極的に発言して対面に劣らぬ学びを得て欲しいと思っています。

とにかくスクーリングの2日間という短い時間にいかに多くのことを吸収して帰るか、を意識して欲しいなと思います。もちろん自分の作品を完成させることが大前提ですが、自分の作品にいっぱいいっぱいにならずに、他の学生の作品も吸収して帰ってもらいたいです。その意味で、色々なスタディや進め方があるんだよとお伝えするレポートでした。

見ただけでも刺激を受けるのですが、「それってどうやって出てきた形なの?」とか「その模型は何のスタディ?」とか気になったらどんどん聞きましょう!

 

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