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2023年09月20日
【イラストレーションコース】学習支援イベントレポート「ツールの使い方を学ぶ」「線画のコツ」
イラストレーションコースでは授業以外でもオフィスアワーとして学びを深める機会をご準備しています。
7〜8月は、イラストを学ぶ上で必要となってくるソフトである、
・CLIP STUDIO PAINT
・Adobe Illustrator
の2つのソフトについて、初心者向けのワークショップ形式のオフィスアワーを実施しました。
7月25日に行われた、
「クリスタ初心者集まれ!基本的なイラストの描き方とコツ」
では、科目講師のうえだヒロマサ先生のお手本イラストをトレースし着彩するというワークショップを通して、CLIP STUDIO PAINTの使い方や、基本的なイラストの描き方を学びました。
会の中では特に、デジタルでの線の引き方について、詳しく講義がされました。
うえだヒロマサ先生から上がったポイントは次の3つ。
1.デジタルのペン入れはアナログとは別物だと認識する
2.ワンストローク(一気に描くこと)を大事にする
3.良い線が引けるまで何度も繰り返す
「アナログのように短い線を重ねて描くのではなく、1本ですっと長い線が引けるように意識して、綺麗な線が引けるまで何度でも引き直すことが大事です。デジタルの強みを活かして、ショートカット機能も使って描きましょう!」
ということで、CLIP STUDIO PAINTのショートカット機能も紹介いただきました。
線画を描く工程では、先生自身も何度も線の引き直しを行っていました。
「とにかく1本の線を大事にすることが基本的なデジタルのやり方です。これに慣れれば、次の段階で自分の好きなタッチを追っていったらいいと思うので、まずはこれができるようになりましょう。」
1時間という短い時間でしたが、デジタルでイラストを描く上で必ず必要となる機能や、大事なポイントについて学ぶことができました。
会の終わりには希望者のみ、自分の描いた作品を共有するシェアタイムを設け、先生からアドバイスをもらうなど、とても有意義な時間となりました。
8月8日に行われた、
「Illustrator初心者集まれ!自分のイラストで本の表紙を作ってみよう」
では、採点講師のつむぎむぎ先生と一緒に、自分のイラストで本の表紙を作成するというワークショップを通して、Adobe Illustratorの基本的な使い方を学びました。
「Adobe Illustratorはイラストを描くというよりはデザインをするためのソフトなので、イラストレーションコースの学生さんの中には慣れない方も多くいると思います。
ですが、『本の表紙を描きたい』『自分のイラストで作品集を作りたい』
など、イラストを描いていくうえで、Adobe Illustratorが生きる場面はとても多くあるので、まずは気軽に触ってみてください」
と先生の優しいお声がけからワークショップは始まりました。
今回の企画のように本の表紙を作成する場合もそうですが、紙に印刷する場合は、はじめから想定されるサイズの紙があるわけではなく、大きな紙に印刷し、使いたい大きさにカットをして使います。
そのため、Webで公開するものと異なり、トリムマーク(印刷時の裁断箇所を示すためのマーク)や塗り足し(仕上がりのサイズより外にある裁断される部分)を作成する必要があります。
そのあたりの細かな設定が難しいと感じる学生も多いようで、Zoomのチャットではたくさんの質問が寄せられました。
今回のワークショップでは、想定されるサイズより3mm大きく、塗り足しを作成しました。
「塗り足しがなぜ必要かというと、この部分があることで、使うサイズで切ったとき、少しずれても絵柄が途切れず、きれいに仕上がるからです」
「なぜこの作業が必要なのか?という理由がわかると、より理解が深まってくると思うので、ぜひ自分で調べたり、使って体験したりしてみてください」
丁寧に塗り足しの説明をしたあと、ツールを学ぶ上で大切な姿勢についてお伝えし、ワークショップは和やかな雰囲気で終了しました。
もちろん、授業内でもこれらのソフトについての授業はあるのですが、こういったワークショップなどに参加し、実際に手を動かして、簡単なものでも良いので作りながら学ぶことで、より理解が深まります。
都合が合わず参加出来なかった、という方向けに、在学生向けにはアーカイブの配信もしています。
在学生の方はぜひ動画を見ながら取り組んでみてください。きっと学びが深まると思います。
制作したものはぜひ学内のコミュニティなどでも発表してみてくださいね。
イラストレーションコースでは今後も、授業はもちろんのこと、授業外での学びも充実させていきます。
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7〜8月は、イラストを学ぶ上で必要となってくるソフトである、
・CLIP STUDIO PAINT
・Adobe Illustrator
の2つのソフトについて、初心者向けのワークショップ形式のオフィスアワーを実施しました。
デジタルとアナログは別物!綺麗な線が引けるまで、何度でも繰り返し引き直す
7月25日に行われた、
「クリスタ初心者集まれ!基本的なイラストの描き方とコツ」
では、科目講師のうえだヒロマサ先生のお手本イラストをトレースし着彩するというワークショップを通して、CLIP STUDIO PAINTの使い方や、基本的なイラストの描き方を学びました。
会の中では特に、デジタルでの線の引き方について、詳しく講義がされました。
うえだヒロマサ先生から上がったポイントは次の3つ。
1.デジタルのペン入れはアナログとは別物だと認識する
2.ワンストローク(一気に描くこと)を大事にする
3.良い線が引けるまで何度も繰り返す
「アナログのように短い線を重ねて描くのではなく、1本ですっと長い線が引けるように意識して、綺麗な線が引けるまで何度でも引き直すことが大事です。デジタルの強みを活かして、ショートカット機能も使って描きましょう!」
ということで、CLIP STUDIO PAINTのショートカット機能も紹介いただきました。
線画を描く工程では、先生自身も何度も線の引き直しを行っていました。
「とにかく1本の線を大事にすることが基本的なデジタルのやり方です。これに慣れれば、次の段階で自分の好きなタッチを追っていったらいいと思うので、まずはこれができるようになりましょう。」
1時間という短い時間でしたが、デジタルでイラストを描く上で必ず必要となる機能や、大事なポイントについて学ぶことができました。
会の終わりには希望者のみ、自分の描いた作品を共有するシェアタイムを設け、先生からアドバイスをもらうなど、とても有意義な時間となりました。
なぜこの作業が必要?理由がわかると理解が深まる
8月8日に行われた、
「Illustrator初心者集まれ!自分のイラストで本の表紙を作ってみよう」
では、採点講師のつむぎむぎ先生と一緒に、自分のイラストで本の表紙を作成するというワークショップを通して、Adobe Illustratorの基本的な使い方を学びました。
「Adobe Illustratorはイラストを描くというよりはデザインをするためのソフトなので、イラストレーションコースの学生さんの中には慣れない方も多くいると思います。
ですが、『本の表紙を描きたい』『自分のイラストで作品集を作りたい』
など、イラストを描いていくうえで、Adobe Illustratorが生きる場面はとても多くあるので、まずは気軽に触ってみてください」
と先生の優しいお声がけからワークショップは始まりました。
今回の企画のように本の表紙を作成する場合もそうですが、紙に印刷する場合は、はじめから想定されるサイズの紙があるわけではなく、大きな紙に印刷し、使いたい大きさにカットをして使います。
そのため、Webで公開するものと異なり、トリムマーク(印刷時の裁断箇所を示すためのマーク)や塗り足し(仕上がりのサイズより外にある裁断される部分)を作成する必要があります。
そのあたりの細かな設定が難しいと感じる学生も多いようで、Zoomのチャットではたくさんの質問が寄せられました。
今回のワークショップでは、想定されるサイズより3mm大きく、塗り足しを作成しました。
「塗り足しがなぜ必要かというと、この部分があることで、使うサイズで切ったとき、少しずれても絵柄が途切れず、きれいに仕上がるからです」
「なぜこの作業が必要なのか?という理由がわかると、より理解が深まってくると思うので、ぜひ自分で調べたり、使って体験したりしてみてください」
丁寧に塗り足しの説明をしたあと、ツールを学ぶ上で大切な姿勢についてお伝えし、ワークショップは和やかな雰囲気で終了しました。
実際に手を動かし、作品を作ることが学びを深める
もちろん、授業内でもこれらのソフトについての授業はあるのですが、こういったワークショップなどに参加し、実際に手を動かして、簡単なものでも良いので作りながら学ぶことで、より理解が深まります。
都合が合わず参加出来なかった、という方向けに、在学生向けにはアーカイブの配信もしています。
在学生の方はぜひ動画を見ながら取り組んでみてください。きっと学びが深まると思います。
制作したものはぜひ学内のコミュニティなどでも発表してみてくださいね。
イラストレーションコースでは今後も、授業はもちろんのこと、授業外での学びも充実させていきます。
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