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写真コース

2023年11月22日

【写真コース】在学生卒業生の活躍2023-1 KYOTOGRAPHIE KG+ Discovery Award受賞、など」

みなさんこんにちは。写真コースの勝又公仁彦です。

早くも年末に差し掛かかる時期になってきました。京都は朝晩の寒さが増しています。そんな中、写真コースの在学生卒業生たちは、それぞれに活発に活動しています。

今日は以前の私の投稿に続きそんな在学生卒業生の活躍の数々から2018年度卒業生の牧野友子さんと在学生の伊藤妹さんの活動をご紹介いたします。

東京で働いていた牧野さんは、お父様のご病気をきっかけに宮崎県に帰郷します。しかしながら8カ月後にお父様は亡くなります。その後、通信写真コースに入学し写真を学び始めた牧野さんは、父親の遺品を使った作品を構想しました。

テキスト課題の一つでもある演出写真の手法を使い、既存の宗教の追悼の方法ではなく、お父様へのご自分なりの弔いの方法を写真で試行錯誤し、父の死に対して母親が呟いた 「何が良かったのかなんて、にんげん終わってみないとわからないものよ」という言葉をタイトルに、卒業制作の作品としました。

卒業後の2019年に同じく卒業生の石田省三郎さんが運営するIG Photo Galleryでの展示の機会を与えられ、東京での個展が開催されました。

IG Photo Gallery 企画展 「牧野友子展 何が良かったのかなんて、にんげん終わってみないとわからないものよ」

https://www.igpg.jp/exhibition/makino.html

それから4年後の2023年の春、こちらも卒業生の嶋田真弓さんの企画でKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 KG+の参加作品として京都のGood Nature Station ギャラリーにて個展が開催されました。

こちらの展示によりKYOTOGRAPHIE KG+のDiscovery Awardを受賞されました。

授賞式にはすでに宮崎に帰られていた牧野さんに代わって、嶋田さんが出席されました。

受賞を記念して、この111日から京都・出町桝形商店街にありますKYOTOGRAPHIE初の常設スペース 「DELTA / KYOTOGRAPHIE Permanent Space」(通称「DELTA」)にて個展が開催されています。

個展DM:12月10日まで開催されていますので、ぜひご覧ください。

 

伊藤妹さんは、北海道函館市出身で現在は札幌にて活動されています。在学生ですが、すでに数年に亘り各地での個展を重ねておられます。

今年2023年に限ってご紹介しますが、4月には牧野さんと同じくKYOTOGRAPHIEのKG+の枠で最新作の「抱きしめる人」シリーズでの個展を京都の JOHNBULLTUGUにて開催されました。

この作品は、作家伊藤妹のセルフポートレート作品であり、大切な人を抱きしめて撮影をしています。

伊藤さんは「私達は、不安や傷を抱えながら生きている。 他者の苦しみや不安に気がついた時、言葉で勇気づけようとする度に、本質や本当のことから遠ざかっていくような気がしていた。 当事者ではない作家に何が出来るだろうと考えた時、反射的に【抱きしめたい】と感じた。 言葉より先に出る身体の反射というものが、何か美しくて儚いように感じたからだ。 抱きしめることで、心臓の音が安らぎ、ゆっくりとした呼吸をしていく。 癒したいと思っているのに、なぜか逆に癒やされてしまう。」と作品について語っています。

新型感染症により、人と人との距離が物理的に、そして心理的にも離れてしまった感のある昨今、敢えて接触することの意味や人と人との関係性を問い直す問題提起的な作品です。

今月は札幌のギャラリー茶楼法邑にて個展が開催されていました。また伊藤さんは出身地の函館にて主に第一次産業の人々を被写体にした連続企画「函館写真」を函館市のGスクエアで2021年から継続的に行っています。

 

[今までに開催した展覧会]                              2021年 5月 第1弾 第一次産業産業 農業編 冬、7月 第2弾 第一次産業 農業編 初夏、8月 第3弾 市場編、11月 第4弾 第一次産業 農業編 秋、20222月 第5弾 第一次産業 漁業編、6月 第6弾 第一次産業 漁業編 2期、7月 第7弾 第一次産業 漁業編 3期、11  8弾 第一次産業 漁業編 4期、20234月 第9弾 第一次産業 林業編、9月 第10弾 第一次産業 酪農編、と連続して10回を数えています。

地域に根ざし、食や生活を支える第一次産業の人たちを取材し、その生業と人を伝える貴重な仕事となっています。こちらの展覧会は終了期間未定で開催中ですので、函館に行かれた際はぜひご覧ください。

今回ご紹介したお二人以外にも多くの卒業生、在校生が、個展やグループ展で作品を発表したり、展覧会のキュレーションやコンペの審査員に指名されたり、ギャラリーの運営と企画をしたりしています。今後もそんな卒業生、在校生の活躍をお届けしていきます。



他にも活躍する先輩多数。写真コースの卒業生インタビューは以下に

https://www.kyoto-art.ac.jp/t/course/photo/?_ga=2.251434950.1778354707.1617178840-1378375267.1408769619&_gac=1.254429946.1617601289.CjwKCAjwx6WDBhBQEiwA_dP8raqQtZkQxKUhxjrjmFXFMTaS1EHOrFyEEujTKjfIoktVQhiEH5w9lhoCtjIQAvD_BwE

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