写真コース
- 写真コース 記事一覧
- 【写真コース】写真集の選び方(出版社・書店編)
2023年12月07日
【写真コース】写真集の選び方(出版社・書店編)
みなさんこんにちは。写真コース業務担当の片岡俊です。
いよいよ冬支度。本日は今年初めて暖房をつけて、少し灯りを落としながらこちらのブログを書いています。寒さから外出する気持ちが小さくなるこんな時こそ、本を開くのもいいなと、写真集を取り扱う出版社や書店、その選び方についてをご紹介できればと思います。
出版社やディストリビューターで選ぶ
赤々舎

http://www.akaaka.com
卒業制作の特別講師をお願いしている姫野希美先生が主催する出版社。写真集やアートブックはもちろんですが、近年では写真論や今後資料としても貴重となるであろう美術館の図録など多く充実しています。新人を含めて活発な写真集の出版動向がいつも気になり、出版物ごとの装丁にも注目です。青幻舎と共同で運営されているPURPLE(https://purple-purple.com)も本と展示を同時に見られる空間としていつも発見があります。
twelvebooks

https://twelve-books.com
2010年設立のアートブック専門ディストリビューター。いつWEBサイトを開いても世界各地の新しい写真集が紹介されるため、NEWSLETTERに登録することをおすすめします。語学知識がない場合、作品の詳細が理解できずに本を開く手が止まることがありますが、twelvebooksのwebサイトには各写真集の日本語解説が書かれているため、潤沢な図版画像に加えて一冊毎を考える機会になります。
(その他)
torch press : https://www.torchpress.net
shashasha 写々者 : https://www.shashasha.co/jp
2手舎/二手舎 : https://www.nitesha.com
書店で選ぶ
京都 蔦屋書店
2023年10月に京都にオープンした蔦屋書店。アートブックが揃う蔦屋書店は代官山 蔦屋書店や銀座 蔦屋書店(共に関東)がありますが、関西圏でのアートブックの品揃えは随一。制作に関わる資料探しにはもちろん、展示スペースも多くあり一見の価値があります。写真集を購入したことがない学生はぜひ最初の一冊を探してみてください。
https://store.tsite.jp/kyoto/
(その他)
book of days : https://bookofdays-shop.com
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 : https://honto.jp/store/detail_1570065_14HB320.html
Shelf : https://shelf-bookshop.com
SO BOOKS : https://sobooks.jp
flotsam books : https://www.flotsambooks.com
ON READING: https://onreading.jp
本を手に取ってみる
写真に興味を持ち始めて間もない頃、困ることは「何を手に取ればいいか分からない」があると思います。通信写真コースの学生の場合、まずは各授業で担当いただく講師から、あなたの作品に参考になるであろう作家の名前を挙げられることが多くあります。
私はこういった自分という個人に対して出された作家の名前は非常に大切であると考えています。幾多の作家がいる中で、その意見はあなたにとって独自の出来事であり固有の考えをもたらす可能性があります。もしも写真集を手にする機会が少ない方は、ぜひあなたのために挙げられたその作家の写真集を手に取ってみてはいかがでしょうか。
京都芸術大学の図書館はもちろんですが、上で挙げたような出版社、写真集・アートブックの専門書店、古書店、美術館に併設の図書館などの利用もおすすめです。
また、私自身がよく利用するのは自宅の近くにある美術に関わらない一般大学の図書館です。思いもよらない発見が多く、調べたいと思ったその資料がそこある環境は、制作についてを考える環境として最も適しているのではと思っています。
東京都写真美術館(図書室) : https://topmuseum.jp/contents/pages/library_index.html
金沢21世紀美術館(アートライブラリー) : https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=10&d=1

本に触れることは、作品についてを考える機会になります。京都という土地は新古書店も多く、本に触れる機会も多いことから本が積み上がるばかりですが、いつでも新しい知識を蓄えたいと、これから読むための山を絶やさずいたいと思うこの頃です。
ぜひ、皆さんの読んだ本のお話も聞かせていただけると嬉しいです。
活躍する先輩多数。写真コースの卒業生インタビューは以下に:
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/course/photo/?_ga=2.251434950.1778354707.1617178840-1378375267.1408769619&_gac=1.254429946.1617601289.CjwKCAjwx6WDBhBQEiwA_dP8raqQtZkQxKUhxjrjmFXFMTaS1EHOrFyEEujTKjfIoktVQhiEH5w9lhoCtjIQAvD_BwE
写真コ―ス紹介|大学公式HP
写真コース研究室ブログ|学生や教員の活動の情報を発信中。
写真コースブログでも学生や教員の活動の情報を発信しています。
京都芸術大学 通信写真コース 非公式Facebookページ|在学生・卒業生による情報交換グループ
在学生・卒業生が投稿しているFacebookページです。
いよいよ冬支度。本日は今年初めて暖房をつけて、少し灯りを落としながらこちらのブログを書いています。寒さから外出する気持ちが小さくなるこんな時こそ、本を開くのもいいなと、写真集を取り扱う出版社や書店、その選び方についてをご紹介できればと思います。
出版社やディストリビューターで選ぶ
赤々舎

赤々舎の写真集
http://www.akaaka.com
卒業制作の特別講師をお願いしている姫野希美先生が主催する出版社。写真集やアートブックはもちろんですが、近年では写真論や今後資料としても貴重となるであろう美術館の図録など多く充実しています。新人を含めて活発な写真集の出版動向がいつも気になり、出版物ごとの装丁にも注目です。青幻舎と共同で運営されているPURPLE(https://purple-purple.com)も本と展示を同時に見られる空間としていつも発見があります。
twelvebooks

twelvebooksで購入した写真集
https://twelve-books.com
2010年設立のアートブック専門ディストリビューター。いつWEBサイトを開いても世界各地の新しい写真集が紹介されるため、NEWSLETTERに登録することをおすすめします。語学知識がない場合、作品の詳細が理解できずに本を開く手が止まることがありますが、twelvebooksのwebサイトには各写真集の日本語解説が書かれているため、潤沢な図版画像に加えて一冊毎を考える機会になります。
(その他)
torch press : https://www.torchpress.net
shashasha 写々者 : https://www.shashasha.co/jp
2手舎/二手舎 : https://www.nitesha.com
書店で選ぶ
京都 蔦屋書店

京都 蔦屋書店で購入した写真集『 ON THE SIXTH DAY』 by Alessandra Sanguinetti [SIGNED]
https://store.tsite.jp/kyoto/
(その他)
book of days : https://bookofdays-shop.com
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 : https://honto.jp/store/detail_1570065_14HB320.html
Shelf : https://shelf-bookshop.com
SO BOOKS : https://sobooks.jp
flotsam books : https://www.flotsambooks.com
ON READING: https://onreading.jp
本を手に取ってみる
写真に興味を持ち始めて間もない頃、困ることは「何を手に取ればいいか分からない」があると思います。通信写真コースの学生の場合、まずは各授業で担当いただく講師から、あなたの作品に参考になるであろう作家の名前を挙げられることが多くあります。
私はこういった自分という個人に対して出された作家の名前は非常に大切であると考えています。幾多の作家がいる中で、その意見はあなたにとって独自の出来事であり固有の考えをもたらす可能性があります。もしも写真集を手にする機会が少ない方は、ぜひあなたのために挙げられたその作家の写真集を手に取ってみてはいかがでしょうか。
京都芸術大学の図書館はもちろんですが、上で挙げたような出版社、写真集・アートブックの専門書店、古書店、美術館に併設の図書館などの利用もおすすめです。
また、私自身がよく利用するのは自宅の近くにある美術に関わらない一般大学の図書館です。思いもよらない発見が多く、調べたいと思ったその資料がそこある環境は、制作についてを考える環境として最も適しているのではと思っています。
東京都写真美術館(図書室) : https://topmuseum.jp/contents/pages/library_index.html
金沢21世紀美術館(アートライブラリー) : https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=10&d=1

これから読む本の山(写真関連に限る)
本に触れることは、作品についてを考える機会になります。京都という土地は新古書店も多く、本に触れる機会も多いことから本が積み上がるばかりですが、いつでも新しい知識を蓄えたいと、これから読むための山を絶やさずいたいと思うこの頃です。
ぜひ、皆さんの読んだ本のお話も聞かせていただけると嬉しいです。
活躍する先輩多数。写真コースの卒業生インタビューは以下に:
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/course/photo/?_ga=2.251434950.1778354707.1617178840-1378375267.1408769619&_gac=1.254429946.1617601289.CjwKCAjwx6WDBhBQEiwA_dP8raqQtZkQxKUhxjrjmFXFMTaS1EHOrFyEEujTKjfIoktVQhiEH5w9lhoCtjIQAvD_BwE
写真コ―ス紹介|大学公式HP
写真コース研究室ブログ|学生や教員の活動の情報を発信中。
写真コースブログでも学生や教員の活動の情報を発信しています。
京都芸術大学 通信写真コース 非公式Facebookページ|在学生・卒業生による情報交換グループ
在学生・卒業生が投稿しているFacebookページです。
おすすめ記事
-
写真コース
2020年07月20日
【写真コース】アザーズポートレイトについて
こんにちは。写真コース教員の堀井ヒロツグです。 本当に長い梅雨が続いている中、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 Zoomによる遠隔授業も定着してきましたが、新…
-
写真コース
2019年11月26日
【写真コース】イベント紹介「入学説明会」
みなさんこんにちは。通信写真コースです。 今回は、来月12月から始まる「入学説明会」に向けて、昨年の様子をご紹介します。 芸大の学びが体験できる入学説明会は、1…
-
写真コース
2021年05月24日
【写真コース】オンライン遠隔授業の補講スクーリング(特別学習支援)を実施しました
こんにちは。通信教育部 写真コース 非常勤講師の大河原光です。 2020年度は一部スクーリングが遠隔授業となり、対面での相談機会が減ってしまいました。そこで、日…