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写真コース

2023年12月26日

【写真コース】授業紹介「卒業制作指導(5回目)の授業レポート」

こんにちは、写真コース外苑キャンパス(東京)で業務担当非常勤講師をしております寺田健人です。

ついこの間まで秋になって紅葉に行こうかなどと呑気な話をしていたのに、もう今年も残り僅かになりました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 

今回のブログでは先日行われた授業「卒業制作5(東京)」の一部を紹介したいと思います。卒業制作は年度を通して6回の制作に関する指導機会を得られる授業で、今回は最終審査の前に当たる5回目の制作発表、および相談日でした。

東京では写真コース専任の勝又先生、河田先生をはじめ、写真家の山本渉先生や、写真批評家のタカザワケンジ先生、カメラマン・レタッチャーとしてご活躍されている稲元先生をお呼びして撮影方法やコンセプト、プリントの技術的な側面など多角的に指導を行います。 

卒業制作では、一人当たり約10分間の時間が与えられて、その時間内で作品についてのプレゼンと講師による講評が行われます。

こちらは公表が始まる前の教室の様子。

この白い布がかかった机に写真を並べて作品の公表を行います。作品によっては写真の並べ方も表現の一つとして見られますので、並べる方法についても学生の皆さんは考えなければなりません。

こちらが講評中の様子。

時間をかけて作ってきた作品を前に教員とディスカッションを行います。また、講評中はマイクを使用し他の学生さんの講評を聞くことができます。自分の作品だけではなく、他の人の作品の講評からも学べることがあるため皆さん真剣です。

講評は三つのテーブルで行い、先生がいくつかのグループに分かれて講評をします。今回の授業では二日間に分けて、3回講評を受けることができるようになっていました。

また、画面ではわかりづらいですが、iPadzoom中継をしておりますので、遠隔で受講することも可能です。

稲元先生による編集に関する技術的な指導。

実際のプリントを見て、ここの色が上手く出せないとか、色被りをしてしまっているところ、他の写真と色調を合わせたいという相談にも随時アドバイスを行います。

講評時間だけでは聞けなかった部分などは、再度聞ける時間を作ってより細かく。

卒業制作に向けてここまで作り上げてきた学生一人一人の作品に丁寧にアドバイスを行なっていきます。

また、卒展に向けてどのような仕上げにするか、その参考になる紙や額のサンプル、壁への掛け方のサンプルなどを置いているので、自分の作品と照らし合わせながら検討することができます。

残り一ヶ月、皆さんいい作品になるように寺田も祈っています。ファイトです。

今回は、写真コースの授業「卒業制作」についてご紹介しました。卒業制作に限ったことではないですが、写真作品の制作に集中している時期にこそ注意しておかないといけないのが、体調管理とデータの保存です。

皆さん忙しい時にこそバックアップや整理を行いましょう。また、年末年始の忙しい時期を挟んで全国の美術大学、芸術大学で卒展が行われるので、実はこの時期というのは写真用品や材料が欠品になることがあります。いつも頼んでいる額装屋に注文が殺到して納期が長くなってしまうなど、思いもよらないトラブルも起こり得ますので、しっかりと準備に準備を重ねて卒業制作に臨みましょう。

もちろん体調管理には注意してください。寺田はこの頃内臓を冷やさないようにするために白湯をよく飲んでいます。卒業展示、卒業に向けて本当にあと少しなので、皆さんが納得する形で最終発表を迎えられますように。

では、良いお年を!

 

活躍する先輩多数。写真コースの卒業生インタビューは以下に:

https://www.kyoto-art.ac.jp/t/course/photo/?_ga=2.251434950.1778354707.1617178840-1378375267.1408769619&_gac=1.254429946.1617601289.CjwKCAjwx6WDBhBQEiwA_dP8raqQtZkQxKUhxjrjmFXFMTaS1EHOrFyEEujTKjfIoktVQhiEH5w9lhoCtjIQAvD_BwE

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