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写真コース

2019年04月22日

【写真コース】学びの集大成「卒業制作(実習6)」スクーリング紹介

こんにちは。通信教育部 写真コースです。

新年度スタートの時期ではありますが、通信教育部での学びの集大成である卒業制作についてご紹介していこうと思います。

卒業制作のスクーリングは1回の受講で完結するその他のスクーリングとは異なり、1年間、合計6回のスクーリングを通しての学習となります。一つのテーマを追求し作品制作を行い、作品コンセプトや方法論などについて、各回のスクーリングでみっちりと継続的な指導を受けることができます。卒制スクーリングを経て、自身の作品を自立したものとして仕上げていくこと、そして卒業制作展でその作品を社会へと発表すること、こうした作品制作から発表までの一連のプロセスを経験することで、卒業制作が写真コースでの学びの集大成と言えるものとなるのだと思います。それは作品を通して社会に問いかけをするということができるようになるということなのかもしれません。

さて、去る119日(土)、1月20日(日)に京都高原キャンパスにて、126日(土)、127日(日)に東京外苑キャンパスにて、「卒業制作(実習6)」のスクーリングが行われました。全6回の卒業制作スクーリングの最終回となる今回は、卒業制作最終審査会です。京都は20名、東京は14名が審査に臨みました。このブログでは、120日に行われた京都の卒制審査の様子をご紹介します。



卒業制作スクーリング最終回となるこの最終審査をパスしなければ、卒業をすることはできません。質疑応答を交えて各自5分程度の持ち時間で作品のプレゼンテーションを行います。



この最終審査は公開審査となっているため、実際に審査を受けている学生さん以外にも、来年度以降に卒業制作着手を予定している方や、卒業生なども見学に来られていました。



 

テーブルの上にプリント並べて見せる以外にも、本として作品を仕上げ、発表されている方もいます。卒業制作では、テーマや作品に合わせて作品サイズや見せ方も様々です。







緊張感漂う中、先生方からのコメントです。









 

今年は「香り」をテーマに、視覚的な表現である写真に実際の「匂い」を絡めた作品が登場するなど、写真表現の枠を押し広げるような実験的な取り組みも見られました。



 

鑑賞者は実際に匂いを嗅ぐという行為を通して、作品を体験します。



 

学生のみなさんは、1年間のスクーリングを通して、作品のテーマやその表現方法について先生方と多くの議論を重ね、自身の表現を追求してきました。様々な人と議論を交わし意見を交換する中で、自分自身や作品が変化していくことで作品の世界が広がり、豊かな表現につながっていくのではないかと感じました。

 

また審査終了後には、卒業制作展に向けて、展示方法や会場レイアウトの確認や、展示作品のセレクトなどについて、先生方との相談が行われておりました。





 

2019年度の卒業制作展は20203月に開催予定です。2019年度の卒業制作展もお楽しみに!

 

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