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写真コース

2020年05月15日

【写真コース】遠隔スクーリング開始!



新型コロナウィルスの感染防止のため、政府による緊急事態宣言が出され、学生は登校ができない状態です。そこで今年度のスクーリングは遠隔でスタートしました。4月に行われた2つの講座をご紹介します。

初めての遠隔スクーリングということもあり、ノウハウのない中での授業構築がなされました。今回ご紹介するスクーリングは「デジタルプリントアドバンス」と「卒業制作」です。

「デジタルプリントアドバンス」は1年次の「デジタル基礎」2年次の「デジタルフォト」に続く3年次の選択科目で、デジタルプリントの様々な技法について深く学ぶ授業です。東京のスクーリング担当の諏訪光二先生が今回は東京・京都両方のスクーリングを担当しました。講師学生ともに居住地に関わりなく授業を行うことができるのが遠隔授業の特徴です。学生は事前に諏訪先生が作成したワークフローの動画を視聴し、課題を制作、後日大学へ郵送し、先生が添削をして返す、という流れで授業が行われました。

■諏訪先生の個人Youtubeチャンネル「SUWA CHANNEL」
わかりやすく、役立つ情報がいっぱいです。入学前のみなさんも、現役の学生のみなさんも、ぜひご覧ください。

「卒業制作」は大学の学びの集大成に当たるスクーリングです。年間6回のスクーリングが行われ、学生は教員とのディスカッションを通じて自らの代表作、デビュー作となる作品を制作します。オンラインでの開催となったため、学生は作品を事前に大学に送付した上で、スクーリング当日にZoomでリアルタイムでのレクチャーと講評を行いました。こちらも本来は京都と東京で開講されますが、今回は作品プリントを集める都合から京都の教室に京都の先生が集まり、東京の教員はZoomを介して参加しました。

教員はソーシャル・ディスタンスを保った状態で教室に散らばります。



初日は卒業制作スクーリングの概要説明、デジタルデータの扱いに関するレクチャー、過去の卒業制作についての解説、質疑応答と授業が5講時続きます。
二日目は自宅で授業に臨んだ学生たちから卒業制作でのプランを聞き、作品のプリント及びデータの画面共有によって、講評を行いました。両日とも、例年の初回授業とほとんど変わらない内容で進行することができ、遠隔従業への手応えを強く感じることができました。

*例年、写真コースのスクーリングは5月からスタートしますが、今年度は当初予定されていた東京オリンピック期間の影響で外苑キャンパスでの実施ができないことから、イレギュラーに4月スタートとなっています。

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