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2024年01月15日
【空間演出デザインコース】スクーリングレポート「空間演出デザインIV-2(素材表現とデザイン)」
みなさんこんにちは。研究室の桐畑です。2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年は辰年ですね。竜は十二支の中で唯一架空の生き物でもあります。もしかしたら、皆さんの想像(創造)が膨らむ縁起の良い年なのかもしれませんね。新たな気持ちを持って本年も学習を進めていきましょう!
では改めて新年最初の対面スクーリング「空間演出デザインIV-2(素材表現とデザイン)」の様子をお伝えいたします。冬も本番になってきた、京都で開講されたこちらのスクーリングでは、私たちが日ごろ目にする日用品からデザインの要素となる視点を養い、素材の価値を「再発見」することを目的としています。
受講生の皆さんは、自宅にある雑貨や百円ショップなどで手にしたものを持参し課題制作に取り組みます。綿棒やストローなど一見するとそれ以外に使い道のないようなものでも視点を変えてデザインの要素を再発見してみましょう。普段見慣れた素材だからこそ、かえってアイデアのとっかかりが掴みづらいかも。
もちろん、眺めているだけではアイデアも浮かびません。それぞれを切ったり、繋げたり…。人が乗っても破れない意外な強度を持ったモノが発見できたり…。対象を「分解」することで新しい視点が現れてきます。綿棒1つを見ても、先端のワタの部分や持ち手の部分などそれぞれに表情や材質も異なり、積み重ねたりすることで日常からは見えてこないような新しい表情が浮かびます。さらにそれらをどのようにデザインに落とし込むのか、視点の訓練と創造性が問われる課題制作となりました。
およそ、頭では思いついたこともいざ制作となると接着方法や強度を担保するための構造などいくつもの壁に悩まされます。失敗やうまくいかないことは当然。それらをうまくアイデアで乗り越えることで初めて素材の「再発見」となるようです。休む暇なく頭と手を動かしていきましょう。めげずに次々と新しいアイデアを生み出すことが瞬発力の訓練にもなります。
最後には、皆さん元の素材からは創造もできないような驚きのある作品に仕上げることができました。
デザインはゼロから生み出されることよりも、このような日常の再発見がアイデアにつながり、作品が生まれることも少なくありません。自転車のハンドルから着想を得たといわれるワシリーチェアも、日常では見落とされていた素材への新しい視点が大きな鍵になったのではないでしょうか。
受講された皆さんは、広い視野と創造性を持つことの重要性に改めて気付かれた様子です。受講生の皆さんの今後の作品制作がより楽しみなスクーリングとなりました。
今年もこちらのブログでは、スクーリングの様子やコースでの取り組みなどを紹介、レポートしてまいります。コースに興味をお持ちの方や、在籍の皆さんの今後の学習における参考になればと思いますので、時間が空いた際には覗いてみてくださいね。
オンライン入学説明会開催中(1月~3月毎月/コース別)
今年は辰年ですね。竜は十二支の中で唯一架空の生き物でもあります。もしかしたら、皆さんの想像(創造)が膨らむ縁起の良い年なのかもしれませんね。新たな気持ちを持って本年も学習を進めていきましょう!
では改めて新年最初の対面スクーリング「空間演出デザインIV-2(素材表現とデザイン)」の様子をお伝えいたします。冬も本番になってきた、京都で開講されたこちらのスクーリングでは、私たちが日ごろ目にする日用品からデザインの要素となる視点を養い、素材の価値を「再発見」することを目的としています。
受講生の皆さんは、自宅にある雑貨や百円ショップなどで手にしたものを持参し課題制作に取り組みます。綿棒やストローなど一見するとそれ以外に使い道のないようなものでも視点を変えてデザインの要素を再発見してみましょう。普段見慣れた素材だからこそ、かえってアイデアのとっかかりが掴みづらいかも。
もちろん、眺めているだけではアイデアも浮かびません。それぞれを切ったり、繋げたり…。人が乗っても破れない意外な強度を持ったモノが発見できたり…。対象を「分解」することで新しい視点が現れてきます。綿棒1つを見ても、先端のワタの部分や持ち手の部分などそれぞれに表情や材質も異なり、積み重ねたりすることで日常からは見えてこないような新しい表情が浮かびます。さらにそれらをどのようにデザインに落とし込むのか、視点の訓練と創造性が問われる課題制作となりました。
およそ、頭では思いついたこともいざ制作となると接着方法や強度を担保するための構造などいくつもの壁に悩まされます。失敗やうまくいかないことは当然。それらをうまくアイデアで乗り越えることで初めて素材の「再発見」となるようです。休む暇なく頭と手を動かしていきましょう。めげずに次々と新しいアイデアを生み出すことが瞬発力の訓練にもなります。
最後には、皆さん元の素材からは創造もできないような驚きのある作品に仕上げることができました。
デザインはゼロから生み出されることよりも、このような日常の再発見がアイデアにつながり、作品が生まれることも少なくありません。自転車のハンドルから着想を得たといわれるワシリーチェアも、日常では見落とされていた素材への新しい視点が大きな鍵になったのではないでしょうか。
受講された皆さんは、広い視野と創造性を持つことの重要性に改めて気付かれた様子です。受講生の皆さんの今後の作品制作がより楽しみなスクーリングとなりました。
今年もこちらのブログでは、スクーリングの様子やコースでの取り組みなどを紹介、レポートしてまいります。コースに興味をお持ちの方や、在籍の皆さんの今後の学習における参考になればと思いますので、時間が空いた際には覗いてみてくださいね。
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