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日本画コース

2024年02月09日

【日本画コース】卒業制作スクーリング 終了報告

こんにちは 日本画コース業務担当の岸本祥太です。

今回のブログは、先日開講された京都の卒業制作スクーリングから教室の様子をお届けします。 

卒業制作のスクーリングでは、3月に開催される卒業制作展に展示する80号〜100号サイズの作品を1年掛り、計6回の授業で取り組んでゆきます。4月から始まるスクーリングでは、卒業制作へ至るための40号の自由制作に取り組み、夏期が始まる頃に小下絵と草稿の合評を行います。その後のスクーリングでは少しづつ制作を進めて行き、6回目となる今回はいよいよ作品の完成です。

今回のスクーリングでは講評会と展示のための額付けなど、諸々の準備もありハードスケジュールな2日間でしたが、最終日の合評の際には額装された作品が教室に並び、卒展さながらの壮観さがありました。

松生歩先生(写真右)



講評の前に最後の相談 少しの色の調整で作品の印象が大きく変わることもあります。スクーリングの1日目は制作ができる最後の日のため、皆さん熱心に画面と向き合っておられました。

後藤吉晃先生(写真右)



講評までに額をつけてゆきます。額縁も、作品の見え方を大きく左右する要素の一つです。材質や色味など、こだわって選ぶ必要があります。

100号サイズとなると自分の身体よりも大きいため、額装だけでも一苦労です。学生同士協力して作業を進めてゆきます。

額付けが終わったら講評が始まります。どの作品も時間をかけて描かれており、教室一面に並べられると、かなりの迫力です。 

ここから、実際の卒展会場では外苑キャンパスの学生の分も合流して展示されますので、かなりのスケールになります。日本画の作品は、素材感や描き味など、実物を直接見ることで楽しめる要素がたくさんありますが、それはただ目で見るというだけではなく、周りの空間ごと作品を体験するような感覚です。ぜひ会場へお越しいただければと思います。

また、会場へ来られない方向けに、Web卒業制作展も開催しております。こちらも併せてよろしくお願いいたします。それでは、次回のブログもよろしくお願いします。

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【2023年度 卒業・修了制作展】
日時:2024年3月10日(日)~17日(日)
会場:京都芸術大学 京都瓜生山キャンパス

【WEB卒業・修了制作展】
日時:2024年3月10日(日)~3月31日(日)
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/graduationworks/

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オンライン入学説明会開催中(1月~3月毎月/コース別)

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