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空間演出デザインコース

2024年02月07日

【空間演出デザインコース】2023年度卒業制作最終審査「最後のプレゼンテーション」

こんにちは。空間演出デザインコース研究室の片岡サトシです。よろしくお願いします。

空間演出デザインコースでは、次年度に学習を進めていけるのかどうか。卒業制作に着手できるのか。いくつかの基準や審査がありますので、自分の現在位置を確認し、必要な提出物を出しきるなど、1、2月は緊張感のある季節です。★ 今回は「卒業制作6 最終審査」の様子をご紹介いたします。

卒業制作とは、最終審査とは


空間演出デザインコースでの学びの集大成「卒業制作」は決められた課題ではなく、各々がテーマを抽出し考察を深めて、作品の制作するまでを1年間かけて取り組みます。そして今日のスクーリングはその「最終審査」です。決して長くはない決められた発表時間の中で、いかに自らの作品の魅力をプレゼンテーションできるか。他の課題でもプレゼンテーションを繰り返してきましたが、卒業制作のプレゼンテーションがその最後になります。みなさんからは全てを出し切ろうとする緊張感が強く伝わります。

審査開始前の教室、教室の後ろには聴講生もいらっしゃいます。オンラインでの聴講もできますが、会場での聴講ですと想像以上の発表者の熱量を感じられます。

京都と外苑キャンパスの2会場で審査を行います。オンラインで他会場の様子も見ながら審査はすすみます。卒業生、在学生でしたらご自宅などから聴講が可能です。

「conditioning furniture」プレゼン中。講師自ら家具としての機能を確かめます。



今年度は、空間全体の様子、その一部、企画の雰囲気を伝える手段として様々な模型も提示されました。

1年間の作業量は相当なものです。圧巻の作品量。

プレゼンが終わると、しばらく判定審査の時間となります。ひとまず、みなさん安堵の表情に変わり、それぞれの頑張りを称え合う和やかな雰囲気となりました。仲間の作品の仕上がりを再確認したり、デザインの詳細な部分までを伝え合う様子に暖かい気持ちになる時間です。

来年度にむけて、苦労の様子や卒業製作を進めるコツなどをインタビューする後輩たち。どこか一生懸命です。


卒業制作展に臨みます


この最終審査の結果を踏まえ、卒業制作展に臨みます。展示の工夫をするなど、もうひとがんばりのみなさんです。最終審査のコメントや、何より仲間の作品に刺激され、さらに作品をレベルアップさせてしまいます。ギリギリまで手を加えようとするまっすぐな行動力は、何よりも大切な創造へのマインドだと改めて教えていただき、我々も背筋が伸びてしまいます。ぜひ、実物を確かめるべく、卒業制作展にご来場ください!

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【2023年度 卒業・修了制作展】
日時:2024年3月10日(日)~17日(日)
会場:京都芸術大学 京都瓜生山キャンパス

【WEB卒業・修了制作展】
日時:2024年3月10日(日)~3月31日(日)
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/graduationworks/

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オンライン入学説明会開催中(1月~3月毎月/コース別)

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