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写真コース

2024年03月07日

【写真コース】卒業制作最終審査(京都篇)

みなさんこんにちは。写真コースの勝又公仁彦です。

早くも年度末ですね。春近しとはいえ、京都は寒さ厳しい日々が続いています。被災地の皆様はまだまだ大変な日々が続きますが、心からお見舞い申し上げます。また、復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。

今回は前回の東京外苑キャンパスでの卒業制作の最終審査会に続いて、翌週に行われた京都の最終審査会をご紹介いたします。

 

【写真コース】卒業制作最終審査会レポート


大学の4年次にあたる卒業制作のスクーリングは、東京、京都のキャンパスと遠隔(Zoom)による対面授業にて開催されています。受講生は、いずれかの会場と対面か遠隔かを選ぶことができます。遠隔の授業は東京と京都の対面授業と同時に行われます。

卒業制作のスクーリングは年に6回開催され、学生は教員の指導を受けて、テーマやコンセプトを定めていき、作品をブラッシュアップしていきます。全6回のうち第2回、4回、6回の開催日程に公開審査が行われます。

公開審査では、卒業生、在校生、休学生、中退生が審査会の様子を見学することができ、実際に作品やプリントを見たり、様々なアドバイスや相談を受けるなど先輩後輩が相互に直接交流する貴重な機会となっています。

京都の最終審査の担当教員は、本学教授で批評家/キュレーターの竹内万里子先生、赤々舎代表取締役・ディレクターの姫野希美先生、アーティストの鈴木崇先生、アーティストでsodaディレクターの田中和人先生、写真評論家/IG Photo Gallery ディレクターのタカザワケンジ先生、研究室からは私勝又と本学専任講師の河田憲政先生です。

このうちタカザワケンジ先生は東京と京都の両方の最終審査をご担当されています(研究室教員を除く)。これは毎年の卒業制作の中から1名に、2016年度卒業生の石田省三郎さんが運営する東京銀座のIG Photo Galleryでの個展の機会を与えてくださっているため、東西両方の最終審査に加わっていただいております。

卒業制作から個展に選ばれた例(直近2年分)
コジマ・アキ展「5m」
https://www.igpg.jp/exhibition/kojima23.html
クガハルミ展「玉響―tamayura―」
https://www.igpg.jp/exhibition/kugaharumi.html

巨大な手製写真集のページを一枚一枚丁寧に手繰って鑑賞と審査をしています。東京の卒業制作に負けず劣らず、様々な形式による力作の発表が続きました。

先生方からの質問に学生が答えることで、作品の意図がより明らかになっていきます。このような作品提示とディスカッションの場が卒業制作を通じて行われます。

会場となった瓜生山キャンパスの教室には多くの見学者が入れ替わり立ち替わり、訪れていました。

遠隔の受講者には会場の作品の様子が中継されます。また、その映像は録画され、当日参加できなかった学生や卒業生に向けて、後日公開されます。

仕掛けのある作品に、見学者も思わず見入ります。

入学前の皆さんは審査会には参加できませんでしたので、写真コースに興味を持たれている方はぜひ実際の作品を鑑賞に瓜生山キャンパスでの卒業制作展にお越しください。会場には出品者も在校生卒業生もいることと思いますので、興味をもった作品についてはぜひ声をかけて質問してみてください。

会場にお越しになれない方にはWeb卒業制作展も同時開催されますのでぜひアクセスしてみてください。卒業制作展についての情報は記事の最後に掲載しておきます。ぜひ会場でお目にかかれますよう。

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【2023年度 卒業・修了制作展】
日時:2024年3月10日(日)~17日(日)
会場:京都芸術大学 京都瓜生山キャンパス

kyoto-art.ac.jp/news/press/1206

【WEB卒業・修了制作展】
日時:2024年3月10日(日)~3月31日(日)
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/graduationworks/

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