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建築デザインコース

2024年04月04日

【建築デザインコース】せっかく京都に来たのなら、建築巡りをしませんか

こんにちは、建築デザインコースの池田です。
京都では桜が見頃を迎えており、桜の名所は大変な賑わいです。

さて、建築デザインコースでは、自宅で取り組むTW(テキストワーク)科目、TR(テキストレポート)科目に加えて、週末の2日間を「遠隔(オンライン/リアルタイム)」「京都瓜生山キャンパス」「東京外苑キャンパス」のいずれかで課題に取り組むS(スクーリング)科目があります。S科目も自宅から遠隔で受講できますが、京都や東京のキャンパスで学友と机を並べて課題に取り組むのもおすすめです。

今回のブログでは、スクーリングでもしせっかく京都に来たのなら、ぜひ立ち寄って欲しい建築を3件紹介します。授業は丸二日かかりますので前泊か後泊が必要にはなりますが、そんなチャンスが訪れた際の参考にしていただければと思います。

<京セラ美術館>




1933年に開館した京都市美術館を建築家青木淳・西澤徹夫の設計により大規模リノベーションした美術館。戦前の日本で流行した洋館に和風の瓦屋根を乗せた帝冠様式と呼ばれる和洋折衷の建築を最大限保存しながら、新たな機能・魅力を加えています。展覧会も充実していますので、建築とともにアートを楽しめます。近くにはロームシアター京都(京都会館)(設計:前川國男)や京都国立近代美術館(設計:槇文彦)、平安神宮もありますので、一緒に回ってみてはいかがでしょうか。

アクセス:京都市左京区岡崎円勝寺町 124
地下鉄「東山駅」下車、徒歩8分
京阪「三条駅」・地下鉄「三条京阪駅」下車、徒歩16分

<陶板名画の庭>




最後の審判、他7点の名画を再現した陶板画を展示する絵画庭園。安藤忠雄設計の施設は、コンクリートの壁に沿って地下へと続く緩やかなスロープを巡りつつ絵画を鑑賞する構成になっています。街の喧騒が滝の音でかき消され、日々刻々と変わる自然光や風により、訪れる度に多彩に変化する絵画の表情を楽しませてくれます。

アクセス:京都市左京区下鴨半木町 (京都府立植物園北山門出口東隣)
地下鉄「北山駅」下車、3番出口を出て東

<大徳寺高桐院>




大徳寺の塔頭の一つである高桐院は、1601年に細川忠興が建立したと伝わっています。見どころは、石畳のアプローチと心が洗われるようなお庭。紅葉の名所として知られていますが、季節ごとに異なる美しさがあり何度も訪れたくなります。建築設計の課題に取り組んでいると、どうしても外構デザインを後回しにしてしまう学生さんが多いですが、京都には名庭がたくさんありますので実際に足を運んで空間を体験すると外部空間のデザインの大切さがわかると思います。

アクセス:京都市北区紫野大徳寺73-1
地下鉄「北大路駅」下車、徒歩15分

建築を学ぶのに最も効果的な方法は、体験することです。他にも魅力的な空間はブログに書ききれない程ありますので、実際に訪れて楽しんでくださいね。

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