PHOTO

PHOTO

和の伝統文化コース

2024年04月05日

【和の伝統文化コース】新年度、はじまりました。

こんにちは。和の伝統文化コースの野村です。
3月には多くの卒業生を送り出し、4月となりました多くの新入生をお迎えすることになります。ご入学、おめでとうございますっ!!
桜も開花となり、新年度といった風情となっています。
新たに学び始める方、在校生として心新たに学ぶ方、さまざまだと思います。研究室の教職員も学びの伴走者として一緒に「知るを愉しむ」を実践していきます。

さて本学には和の伝統文化に関わる、さまざまな施設があります。裏千家・千宗室家元より寄贈された茶室「颯々庵」しかり、常設の野外能楽堂である楽心荘しかり。
そうしたなかで他大学にはないもの、それが劇場(京都芸術劇場(春秋座・studio21))です。2001年に大学内に開設された本格的な劇場で、大劇場は三代目市川猿之助の希望の下に実現し、春秋座と名付けられました。

名前の「春秋」は中国の歴史書である『史記』にある言葉で、「春秋に富む」というのは「年齢が若く、長い年月がこの先にもある」というものです。新しいことを学ぶ学生には輝かしい未来があります。かたや歴史ある伝統文化であっても、それを担うのは学び続ける「人」です。
歌舞伎やオペラも上演出来る春秋座は、本学の一つの「顔」ともいえます。
その春秋座ではおりしも、第七十四回の京おどりin春秋座が、4月6日から21日まで開催されます。

https://www.kyoodori-shunjuza.com/



「京おどり」は宮川町の芸妓・舞妓が総出演するもので、京都の春の風物詩です。
この京都の伝統的な催しである「京おどり」を本学の劇場で観ることが出来ます。

芸術大学というと、アートやデザインと想起されると思いますが、演劇も代表的な芸術の一つであり、日本で培われた伝統的な芸能に接する機会が多くあるのが本学の特色でもあります。
この京都芸術劇場を運営するのは本学の舞台芸術研究センターで、さまざまな公演を開催するほか研究も行っています。在校生も、また入学を検討されている方も、ぜひ春秋座をご利用いただければと思います。

和の伝統文化コース|学科・コース紹介

この記事をシェアする