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ランドスケープデザインコース

2024年05月26日

【ランドスケープデザインコース】ようこそ、ランドの世界へ。

ようこそランドスケープデザインコースへ。

 こんにちは、業務担当の片木です。

 今年も、新年度が爽やかにスタートしました。今回は私たち、業務担当講師についてご紹介をさせて頂きます。2024 年度における業務担当は、京都校では遠藤壮馬先生と私の2名で担当、東京校では大嶋陽子先生と吉田祐記先生が担当しています。学生が履修するスクーリングには、私たち業務担当のどちらかが必ず登場し、皆さんのサポートを行っています。

京都芸術大学通信学部ランドスケープコースの教職員の面々(2023年4月撮影)

 ランドスケープコースのスクーリング内容は、講義形式、演習、実習など多彩な科目となっていますが、それらの担当講師は、その分野の実務家でありトップランナーたち。素敵な先生方が沢山いらっしゃいます。私たち業務担当は、先生と学生の間を繋ぎつつ、先生がスムーズに授業を進められるように事務的なサポートも行っています。履修学生にとっては、いわば担任の教員のような立場で関わっています。私以外の業務担当も、ランドスケープデザインに関連する実務を担う社会人となっていますので、ランドスケープ業界の実情や楽しさであったり、スクーリングの課題の進め方、テキスト科目の質問や悩みも気軽に相談頂ける環境が整っているのが特徴です。スクーリングで私たちを見つけた際には、積極的に話しかけてくださると嬉しいです。

 ランドスケープデザインコースに入学して初めてのスクーリングの風景はこちらをご覧ください。

【ランドスケープデザインコース】入学してはじめのスクーリング「スターター」の風景 | ランドスケープデザインコース | 通信教育課程 (kyoto-art.ac.jp)

 

ランドスケープデザインを学ぶということ。

 さて、私が生業としているランドスケープデザインについて、少しご紹介したいと思います。皆さんもご存じの通り、ランドスケープデザインとは、植物や人など、生き物を使って「風景」をデザインしていくことです。景観10年、風景100年、風土1000年と言われるように、風景と呼べるまでには子々孫々受け継がれるものでなければなりません。それには事業者のみならず多くの人の賛同が必要で、そもそも自然の摂理に倣うものでなければ上手く維持することはできません。言葉を換えれば、自然資源を正しく読み解き、顕在化するために、人を含めた生き物が豊かに自然との関わりを維持できるよう、関係性をデザインすることがランドスケ―プデザインの職能と言えます。この美しい風景を後世へ継承するために最初にしなければならないこと、それは「自然の摂理を学ぶこと」です。

 通信学部という学びの現場は、年齢、職業、そして住居も全く異なる学友が一同に会する場です。私はこの4月、キャンパスでご縁が繋がった学生さんや卒業生と一緒に、京都鴨川で一緒にお花見を楽しみました。教室ではなかなかお話することができない、お互いの人生観や好きなこと、嫌いなこと、何気ない会話からコミュニケーションを育み、信頼関係を築くための貴重な時間となりました。こうして利害関係なくフラットに交流を育めることができるのも学びの現場だからこそ、学友とのご縁をはぐぐむことは関係性をデザインする「ランドスケープ」を学ぶ第一歩とも言えるでしょう。皆さんも私たちと一緒にランドスケープデザインを学んでみませんか。

オフキャンパスの風景(2024年4月撮影)

 

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