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洋画コース

2024年07月04日

【洋画コース】新教員の紹介 ー 卯野 和宏 編 ー

初めまして。今年度より洋画コースの非常勤講師を勤めさせていただくことになりました卯野和宏(うのかずひろ)です。

2004年に武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コースを修了しました。主に具象による絵画表現で画家活動を続けています。

空へ/20M/2018年



対岸の音/10F/2020年



大学院時代の担任教授であった故・久野和洋先生は生前ご自身への戒めとして「絵画は生き方である。なりたい自分になるために一途に仕事をする。最善を尽くす。」という言葉を残しました。その言葉に象徴される絵画哲学には学生時代以来とても影響を受けています。
絵画から得られた学びの経験により世界は広がり、生きる力として燃え、どう生きるのかとの永遠の問いそのものが絵画となり、まさに絵画は私の人生の大きな意味となっています。

対岸の音/20P/2024年



檸檬と葡萄/6S/2023年



絵画を山登りに例えるならば、必要な準備とは何か、どんなルートで登れば良いのか、登る為の技術、モチベーションはどうしたら良いのか、目指す先に何を求めるのか等々、“絵画の山”を登る過程で必要なことの多くは大学での専門的な学習によって得ることが出来ます。また志を共にする仲間や師との出会いはそれらをより一層深いものにしてくれます。

 私自身も歩みを続けている身ではありますが、今までの経験を通して、学生の皆様の「絵画での生き方」をより力強く、より良いものに出来る様にサポートさせていただければと思います。

 京都芸術大学通信教育課程での充実した学生生活をご一緒出来ましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

pages(白いバラ)/300x300mm/2022年

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