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建築デザインコース

2024年08月08日

【建築デザインコース】建築学生の楽しみ、建築の展覧会とは

こんにちは、建築デザイン研究室です。
どの年次に取り組む学生さんも学修真っ盛りの時期です。
今年も卒業制作のスクーリングが始まりました。
自分の成果だけではなく、他の学生さんの指導にも聞き入っている様子が後ろ姿からも感じられます。
設計演習については個別の指導を行いますが、学生間の対話や質問ができる環境を試みています。

小さく集合してディスカッションする様子



スクーリングや学生同士の会話が学修のモチベーションアップになるのはもちろんですが、建築学生は「建築の」展覧会を見に行くことも楽しみのひとつです。
そこで今回は外苑キャンパスの周辺で見る展覧会について紹介します。

外苑キャンパスの周辺情報です



展覧会って美術館で見るあれのことか?と思う方もいるでしょう。
建築の分野では実際に建つものを作品として見ることもありますが、その設計過程や背後にある思想や調査に焦点を当てた展覧会が開催されることが多くあります。
特に現代で、現役で設計活動を行なっている建築家の展覧会は、建築学生がもっとも見るべきものと言ってもいいでしょう。

そういった展覧会を開催しているギャラリースペースを紹介します。

■TOTOギャラリー・間
最もポピュラーなギャラリーのひとつがギャラリー・間です。建築界のなかでも非常に注目度が高い建築家の個展を多く開催しています。
建築は実物を持ってくることができないので、様々な表現手法の模型が展示されたりします。ここは大変重要な腕の見せ所でして、建築学生は最先端の模型表現を盗みにいくような気持ちで見ているわけです。

繊細で緻密な模型



模型以外にも、設計を行うための調査が非常に重要で、それを美しく表現したグラフィックが展示されることも多くあります。これも建築学生は食い入るように見にいくわけです。

建築学生はリサーチ表現も勉強する



ギャラリー・間では規模の大きな展示物も見ることができます。

カメラに収まりきらない大きさの展示物。木材の軸組(構造体)



京都で解体した木造建築の軸組(構造体)をギャラリーの中庭で再構築する、という展示もありました。大学では得難い体験の機会です。

建築学生はこのように大学以外でもモチベーションを高める機会を求めて、展覧会を巡っています。

近隣には他にもGAギャラリーやプリズミックギャラリーというスペースがあります。
大学でスクーリングを担当されている先生が展示することもありますね。

外苑キャンパスに訪れる際にはぜひ寄り道をしてみてください。

注意として、展示を行っていない期間もありますので、訪れる前に必ずweb siteを確認してください。
予習も大事な習慣です!

 

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