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2024年08月23日
【陶芸コース】手びねりスクーリング、遠隔で円柱制作!
皆さん、こんにちは。通信陶芸コース教員、楢木野淑子です。
とても暑い日が続いていますね。京都では8月に五山の送り火があります。
送り火が過ぎると夏も終盤と言いますがまだまだ猛暑日が続きますね。皆様お気をつけてお過ごしください。
こんな暑い時に外に出るのは大変ですが、遠隔授業だとご自宅での受講ができますね。
ただ陶芸で遠隔授業はどうすのか、気になるところですよね。
今回のブログでは8月3日(土)4日(日)にzoomでの遠隔授業で開講された「陶芸Ⅲ-2 手びねり技法 円柱からの展開」の前半日程の様子をご紹介します。
画面越しでの授業はどのような形で進んでいくのか、合評、授業に作品を配送するための準備なども含めてぜひご覧ください。
「陶芸Ⅲ-2 手びねり技法 円柱からの展開」は4日間日程で前半2日間で、まず手びねり技法で直径14cm、高さ37cmの円柱を制作します。
受講する学生の皆さんは授業前には事前に制作予定の作品のスケッチを描き大学へ送っておきます。
授業を開始し課題の説明後、手びねりでの円柱制作のデモンストレーションを行います。
その後事前課題の確認を一人ずつ行なっていきます。この確認はzoomの画面上にそれぞれのスケッチを写し、学生と講師で話し合います。
確認が自分の順番でない時は制作を行いながら他の方の事前課題の様子を見ることができます。

講師側は陶芸添削室で行なっています。
デモンストレーションのための机やカメラがあるので、パソコン上で手元を確認しやすく制作の様子がわかりやすいと思います。


このように事前課題のスケッチを共有しながら行なったり、事前課題以外で作品に関する案がある場合は、カメラに案を写してもらい話し合うこともあります。

円柱制作中は手元と作品が見えるようにカメラを配置してもらい作業を進めます。

講師から気になることがあれば、声をかけ作品の状態を確認します。
遠隔授業では画面一覧で学生さんの作品を確認することができるので、気になることに気づきやすく、話かけも簡単です!
もちろん、学生さんからもいつでも質問を受け付けています。
そして円柱ができたらその円柱から自由に形を展開させて、思い思いの形を制作していきます。
前半の2日目の午後後半から合評を行いますので、それまでにある程度の形を完成させておきます。

また後半には呉須を使った絵付けが行われますので、前半2日目に試しのための絵付け用テストピースの陶板14cm×14cmを作っておきます。
前半の日程はこのようなスケジュールで行われます。
合評は1人5分から6分ほど行います。
遠隔授業での受講は難しそうなイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、遠隔授業ならではの良い面はたくさんあります。
例えば作業しながら他の学生さんのスケッチや、講師とのやりとり、合評をしっかりと聞くことができます。
特に他の学生さんの質問やアイディア、講師との個別の会話を聞くことができるのは、自身の作品や制作に役立つことも多いです。
実際に、「遠隔で受講したおかげで、様々な話を聞くことができたのでたくさんの知識を得られた」や「移動がない分、余裕を持って落ち着いて制作ができた」などの感想をいただくことも多いです。

授業のアシスタントの方も隣でパソコンをつけ授業に参加していますので、学生さんからの質問などにすぐにサポートができます。
またこの授業では制作した作品を大学まで送る必要があります。
焼成していない生の土を配送するのは大変ですが、大学では安全に送りやすい指定ダンボールと梱包材のセットがありますのでそれを使用します。
制作した作品によって特に気をつけて梱包する箇所が変わります。
合評後はこの梱包についての説明や、個別で作品の梱包のポイントを講師からお伝えしていきます。

作品の表面の装飾や形状によって梱包の気をつけるポイントは変わります。
もし梱包の方法を確認したい学生さんがいる時は、講師が作品に対してどの位置に梱包材を入れるのが適切なのか図を描いてカメラの前でお伝えしています。
梱包の具体的な方法を伝えると授業も終了となります。
受講された皆さん、2日間お疲れ様でした!
この授業は次の後半2日間は9月に大学で行われます。
後半は呉須による絵付け、焼成です。
後半も元気にお会いしましょう!
対面での前半授業の紹介もありますので、そちらもぜひご覧ください!
とても暑い日が続いていますね。京都では8月に五山の送り火があります。
送り火が過ぎると夏も終盤と言いますがまだまだ猛暑日が続きますね。皆様お気をつけてお過ごしください。
こんな暑い時に外に出るのは大変ですが、遠隔授業だとご自宅での受講ができますね。
ただ陶芸で遠隔授業はどうすのか、気になるところですよね。
今回のブログでは8月3日(土)4日(日)にzoomでの遠隔授業で開講された「陶芸Ⅲ-2 手びねり技法 円柱からの展開」の前半日程の様子をご紹介します。
画面越しでの授業はどのような形で進んでいくのか、合評、授業に作品を配送するための準備なども含めてぜひご覧ください。
「陶芸Ⅲ-2 手びねり技法 円柱からの展開」は4日間日程で前半2日間で、まず手びねり技法で直径14cm、高さ37cmの円柱を制作します。
受講する学生の皆さんは授業前には事前に制作予定の作品のスケッチを描き大学へ送っておきます。
授業を開始し課題の説明後、手びねりでの円柱制作のデモンストレーションを行います。
その後事前課題の確認を一人ずつ行なっていきます。この確認はzoomの画面上にそれぞれのスケッチを写し、学生と講師で話し合います。
確認が自分の順番でない時は制作を行いながら他の方の事前課題の様子を見ることができます。

講師側は陶芸添削室で行なっています。
デモンストレーションのための机やカメラがあるので、パソコン上で手元を確認しやすく制作の様子がわかりやすいと思います。


このように事前課題のスケッチを共有しながら行なったり、事前課題以外で作品に関する案がある場合は、カメラに案を写してもらい話し合うこともあります。

円柱制作中は手元と作品が見えるようにカメラを配置してもらい作業を進めます。

講師から気になることがあれば、声をかけ作品の状態を確認します。
遠隔授業では画面一覧で学生さんの作品を確認することができるので、気になることに気づきやすく、話かけも簡単です!
もちろん、学生さんからもいつでも質問を受け付けています。
そして円柱ができたらその円柱から自由に形を展開させて、思い思いの形を制作していきます。
前半の2日目の午後後半から合評を行いますので、それまでにある程度の形を完成させておきます。

また後半には呉須を使った絵付けが行われますので、前半2日目に試しのための絵付け用テストピースの陶板14cm×14cmを作っておきます。
前半の日程はこのようなスケジュールで行われます。
合評は1人5分から6分ほど行います。
遠隔授業での受講は難しそうなイメージを持たれている方も多いかもしれませんが、遠隔授業ならではの良い面はたくさんあります。
例えば作業しながら他の学生さんのスケッチや、講師とのやりとり、合評をしっかりと聞くことができます。
特に他の学生さんの質問やアイディア、講師との個別の会話を聞くことができるのは、自身の作品や制作に役立つことも多いです。
実際に、「遠隔で受講したおかげで、様々な話を聞くことができたのでたくさんの知識を得られた」や「移動がない分、余裕を持って落ち着いて制作ができた」などの感想をいただくことも多いです。

授業のアシスタントの方も隣でパソコンをつけ授業に参加していますので、学生さんからの質問などにすぐにサポートができます。
またこの授業では制作した作品を大学まで送る必要があります。
焼成していない生の土を配送するのは大変ですが、大学では安全に送りやすい指定ダンボールと梱包材のセットがありますのでそれを使用します。
制作した作品によって特に気をつけて梱包する箇所が変わります。
合評後はこの梱包についての説明や、個別で作品の梱包のポイントを講師からお伝えしていきます。

作品の表面の装飾や形状によって梱包の気をつけるポイントは変わります。
もし梱包の方法を確認したい学生さんがいる時は、講師が作品に対してどの位置に梱包材を入れるのが適切なのか図を描いてカメラの前でお伝えしています。
梱包の具体的な方法を伝えると授業も終了となります。
受講された皆さん、2日間お疲れ様でした!
この授業は次の後半2日間は9月に大学で行われます。
後半は呉須による絵付け、焼成です。
後半も元気にお会いしましょう!
対面での前半授業の紹介もありますので、そちらもぜひご覧ください!
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