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2024年09月05日
【洋画コース】新教員の紹介 ー 中屋敷 智生 編 ー
はじめまして。2024年度より洋画コースの授業を担当させていただくことになりました、中屋敷智生(なかやしきともなり)です。2000年に京都精華大学美術学部造形学科洋画分野を卒業して以来、国内外の展覧会やアートフェアに多数参加してきました。また、作家活動の傍ら、アーティスト・ラン・オルタナティブ・スペースの運営や、グループショーなどの企画も手がけています。
近年は、絵具と同じ画材・メディウムとしてマスキングテープを使用しており、コラージュのようなレイヤーとテクスチャーを持つ絵画作品を数多く発表しています。図と地の関係が常に入れ替わるようなこの手法によって、対象を視覚的に認識することの不確かさや、絵画と鑑賞者という伝統的な二元論を超えた絵画作品のあり方を探求しています。
絵画を見るわたしたちは同時に絵画からも見られているのであり、両者は「見る/見られる」という立場を常に交換し続けています。見るものと見られるもの(主体と客体)の境界がこうして溶け合った先には、それらが未分化されたものとしての「永遠のまなざし」が立ち上がるに違いありません。そのようなまなざしを呼び起こす絵画を、わたしは描いていきたいと考えています。
中屋敷 智生WEB : https://nakayashiki.wixsite.com/tomonari/home
近年は、絵具と同じ画材・メディウムとしてマスキングテープを使用しており、コラージュのようなレイヤーとテクスチャーを持つ絵画作品を数多く発表しています。図と地の関係が常に入れ替わるようなこの手法によって、対象を視覚的に認識することの不確かさや、絵画と鑑賞者という伝統的な二元論を超えた絵画作品のあり方を探求しています。
絵画を見るわたしたちは同時に絵画からも見られているのであり、両者は「見る/見られる」という立場を常に交換し続けています。見るものと見られるもの(主体と客体)の境界がこうして溶け合った先には、それらが未分化されたものとしての「永遠のまなざし」が立ち上がるに違いありません。そのようなまなざしを呼び起こす絵画を、わたしは描いていきたいと考えています。
まだまだ未熟者ですが、京都芸術大学通信教育課程での学生生活が充実したものとなるよう、みなさんと共に歩んでいけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
中屋敷智生
中屋敷 智生WEB : https://nakayashiki.wixsite.com/tomonari/home
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