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2024年09月12日
【写真コース】展示や作品の保管に関する商品を見に行こう(東京編)
みなさん、こんにちは。写真コース、業務担当非常勤講師の寺田健人です。今年卒業を控えている方は今まさに、作品を撮影し、プリントやセレクト作業などに集中して取り組まれている時期だと思います。
さて、今回は写真を勉強したり、展示をしたり、保存をしたりなど写真のあれこれに役立つお店を紹介したいと思います。今回は外苑キャンパスに勤めている私の都合で東京編です。
みなさんは「写真を作る」といったときにどんなことを思い浮かべますか?撮影をしてデータを作ること、額装などをして展示をすること、販売に向けて商品としての質をあげること、写真集にすること、身近な方へプレゼントすることなど写真のアウトプットは様々あります。私もそうでしたが、写真を始めたばかりの時って何をしたらいいのか手順がよくわからないと思います。今回は、東京で行くことができる写真にまつわるお店やギャラリーなどをいくつか紹介します。
① 写真集をたくさん見たい
写真集は、写真家にとって一つのシリーズをまとまった形で見せることのできる表現方法です。デジタルデータで見るのとは違い、紙の質感や重さ、レイアウトや装丁、本のデザインも鑑賞体験として考えられるので実際に手に取ってみることをおすすめします。東京だと以下の場所で本を見ることができます。
・東京都写真美術館図書室
https://topmuseum.jp/contents/pages/library_index.html
書籍が5.7万冊、雑誌が6.7万冊で、合わせて12.4万冊所蔵してあります。
(引用元:https://popeyemagazine.jp/post-214676/)
・写真集食堂めぐたま
https://megutama.com
飯沢耕太郎さんが写真評論家として30年以上活動している間に、たくさん集まった写真集のうち約5000冊を食堂の書棚におさめて公開しています。ただ並べるだけでなく、19世紀から現代まで、写真の歴史を辿るように写真家ごとにまとめられており、写真集を通じて写真の面白さ、楽しさを味わうことができます。
(引用元:https://megutama.com/めぐたまって?/)
・book obscura ブックオブスキュラ
https://bookobscura.com
〈book obscura ブックオブスキュラ〉は、写真集の古書・新刊を取り扱う本屋です。写真家というアーティストによる作品集やプリントを取扱い、不定期で展示も開催しています。また、自社刊行の出版物の編集・制作も行っています。
(引用元:https://bookobscura.com/news/59db4be2f22a5b37150080cc)
② 写真家のプリントをじっくり見てみたい
写真をプリントとして仕上げていくときに、どのような写真家のどのようなプリントが作品としてこれまで美術館でコレクションされてきたのかを見ると非常に参考になります。構図などは写真集でもオンラインでも見ることができますが、実際のプリントをじっくりと分析することで目を鍛えることができます。展示会に行ってももちろんプリントを見ることができますがよりじっくりみたい場合は美術館が実施しているサービスを利用しましょう。
・東京国立近代美術館_プリントスタディ(写真作品閲覧制)https://www.momat.go.jp/printstudy
プリントスタディ(写真作品閲覧制度)とは、当館が所蔵する写真作品を、事前の申込みにより個別に閲覧できる制度です。
当館では、写真部門のコレクションとして、国内および海外の写真家の作品、約3700点(令和4年度末現在)を所蔵しています。このプリントスタディをご利用いただくことで、ふだんの所蔵品展示や、他の美術館で開催される展覧会への出品といった展示の機会以外にも、当館が所蔵する写真作品をご覧いただくことができます。
(引用元:https://www.momat.go.jp/access)
・東京都写真美術館_プリントスタディルームhttps://topmuseum.jp/contents/sys_items/studyroom.pdf
東京都写真美術館では、収蔵作品を研究、または鑑賞のためにプリントスタディルームにおける閲覧を実施しております。(有料・予約制)
(引用元:https://topmuseum.jp)
③ 写真を額装したい、適切な保存をしたい
写真を展示する時は、写真用紙や印画紙をそのまま展示することもありますが額装をしたり、裏打ちをしたりする場合はプロに任せた方が綺麗に丁寧に仕上げることができます。また、プリントした写真を保存するための用品なども必要になってきます。
・株式会社フレームマン
http://frameman.co.jp/frame.html#
裏打ちなどの加工などおすすめです。
・株式会社カシマ
http://www.kashima-corp.com
私も裏打ちの依頼はカシマか、フレームマンに依頼しています。
・ジンプラ
http://www.jinpra.co.jp/index.html
額装のプロ。都内のコマーシャルギャラリーも利用しています。
・Roonee 247 fine arts
https://store.roonee.jp
企画展をしているギャラリー、貸しギャラリーやレンタルフレーム、マット加工なども行っています。
(引用元:https://store.roonee.jp)
・PGI
https://www.pgi.ac/store/
写真を専門に扱うコマーシャルギャラリー、ストアも充実しており、保存額装に関する商品や、写真の材料、さらに貴重な写真集なども販売。ワークショップなども開催されている。
(引用元:https://www.pgi.ac/store/)
今回は写真にまつわる商品やサービスなどをまとめてお伝えしました。実際に足を運んでみると面白い発見がたくさんあると思います。また、作品だけではなくどのように写真作品が作られるのか、それに実際にいくらぐらいかかっているのかなどを知ることができると作品作りも自分の生活と合わせて行うことができると思います。
スクーリングがない土日などにぜひ行ってみてください。
さて、今回は写真を勉強したり、展示をしたり、保存をしたりなど写真のあれこれに役立つお店を紹介したいと思います。今回は外苑キャンパスに勤めている私の都合で東京編です。
みなさんは「写真を作る」といったときにどんなことを思い浮かべますか?撮影をしてデータを作ること、額装などをして展示をすること、販売に向けて商品としての質をあげること、写真集にすること、身近な方へプレゼントすることなど写真のアウトプットは様々あります。私もそうでしたが、写真を始めたばかりの時って何をしたらいいのか手順がよくわからないと思います。今回は、東京で行くことができる写真にまつわるお店やギャラリーなどをいくつか紹介します。
① 写真集をたくさん見たい
写真集は、写真家にとって一つのシリーズをまとまった形で見せることのできる表現方法です。デジタルデータで見るのとは違い、紙の質感や重さ、レイアウトや装丁、本のデザインも鑑賞体験として考えられるので実際に手に取ってみることをおすすめします。東京だと以下の場所で本を見ることができます。
・東京都写真美術館図書室
https://topmuseum.jp/contents/pages/library_index.html
書籍が5.7万冊、雑誌が6.7万冊で、合わせて12.4万冊所蔵してあります。

・写真集食堂めぐたま
https://megutama.com
飯沢耕太郎さんが写真評論家として30年以上活動している間に、たくさん集まった写真集のうち約5000冊を食堂の書棚におさめて公開しています。ただ並べるだけでなく、19世紀から現代まで、写真の歴史を辿るように写真家ごとにまとめられており、写真集を通じて写真の面白さ、楽しさを味わうことができます。

・book obscura ブックオブスキュラ
https://bookobscura.com
〈book obscura ブックオブスキュラ〉は、写真集の古書・新刊を取り扱う本屋です。写真家というアーティストによる作品集やプリントを取扱い、不定期で展示も開催しています。また、自社刊行の出版物の編集・制作も行っています。

② 写真家のプリントをじっくり見てみたい
写真をプリントとして仕上げていくときに、どのような写真家のどのようなプリントが作品としてこれまで美術館でコレクションされてきたのかを見ると非常に参考になります。構図などは写真集でもオンラインでも見ることができますが、実際のプリントをじっくりと分析することで目を鍛えることができます。展示会に行ってももちろんプリントを見ることができますがよりじっくりみたい場合は美術館が実施しているサービスを利用しましょう。
・東京国立近代美術館_プリントスタディ(写真作品閲覧制)https://www.momat.go.jp/printstudy
プリントスタディ(写真作品閲覧制度)とは、当館が所蔵する写真作品を、事前の申込みにより個別に閲覧できる制度です。
当館では、写真部門のコレクションとして、国内および海外の写真家の作品、約3700点(令和4年度末現在)を所蔵しています。このプリントスタディをご利用いただくことで、ふだんの所蔵品展示や、他の美術館で開催される展覧会への出品といった展示の機会以外にも、当館が所蔵する写真作品をご覧いただくことができます。

・東京都写真美術館_プリントスタディルームhttps://topmuseum.jp/contents/sys_items/studyroom.pdf
東京都写真美術館では、収蔵作品を研究、または鑑賞のためにプリントスタディルームにおける閲覧を実施しております。(有料・予約制)

③ 写真を額装したい、適切な保存をしたい
写真を展示する時は、写真用紙や印画紙をそのまま展示することもありますが額装をしたり、裏打ちをしたりする場合はプロに任せた方が綺麗に丁寧に仕上げることができます。また、プリントした写真を保存するための用品なども必要になってきます。
・株式会社フレームマン
http://frameman.co.jp/frame.html#
裏打ちなどの加工などおすすめです。
・株式会社カシマ
http://www.kashima-corp.com
私も裏打ちの依頼はカシマか、フレームマンに依頼しています。
・ジンプラ
http://www.jinpra.co.jp/index.html
額装のプロ。都内のコマーシャルギャラリーも利用しています。
・Roonee 247 fine arts
https://store.roonee.jp
企画展をしているギャラリー、貸しギャラリーやレンタルフレーム、マット加工なども行っています。

・PGI
https://www.pgi.ac/store/
写真を専門に扱うコマーシャルギャラリー、ストアも充実しており、保存額装に関する商品や、写真の材料、さらに貴重な写真集なども販売。ワークショップなども開催されている。

今回は写真にまつわる商品やサービスなどをまとめてお伝えしました。実際に足を運んでみると面白い発見がたくさんあると思います。また、作品だけではなくどのように写真作品が作られるのか、それに実際にいくらぐらいかかっているのかなどを知ることができると作品作りも自分の生活と合わせて行うことができると思います。
スクーリングがない土日などにぜひ行ってみてください。
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